ダッジが「ヴァイパー」の25周年と生産終了を記念して、5つの特別限定モデルを設定
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予期されていたこととはいえ、残念ながらダッジ「ヴァイパー」が2017年モデルイヤーを最後に生産終了となることをお伝えしなければならない。だが、この古典的なアメリカン・スポーツカーが25周年を迎えられることは祝うべきだろう。フィアットクライスラー・オートモービルズ(FCA)はこれを記念して、ヴァイパー最後のモデルイヤーにおいて、「1:28 Editiom ACR」「GTS-R Commemorative Edition ACR」「VooDoo II Edition ACR」「Snakeskin Edition GTC」「Dodge Dealer Edition ACR」という5つのスペシャル・エディション(他に比べるとスペシャルとは言いがたいものもあることは事実だが)を設定すると発表した。

まずは写真をご覧いただきたい。これらの最終限定車は、それぞれ内外装のカラーリングが特徴となっている。「Dodge Dealer Edition ACR」以外は、過去25年間に販売されたヴァイパーの記念モデルを彷彿させるものだ。

ホワイトのボディにブルーのストライプというクラシックなデザインのGTS-R Commemorative Edition ACRは、1997年にヴァイパーがFIA GT2チャンピオンシップで優勝したことを記念して発売されたモデルと同様。今回の5つの中では最も好ましいカラーリングかもしれない。もっと派手なデザインで人目を引きたいなら、2010年の限定モデルから"スネークスキン・グリーン"のボディを受け継ぐSnakeskin Edition GTCがお勧めだ。ブラックのボディに赤で縁取りされたグラファイト・メタリックのストライプがドライバー側に入るVooDoo II Edition ACRは、2010年の「Viper VoooDoo edition」を復刻。そして黒と赤で塗られた1:28 Editiom ACRの名前は、2015年にヴァイパーがラグナセカ・レースウェイで1分28秒という最速タイムを記録したことを由来する。2010年モデルでは「ACR 1:33 Edition」という限定車が発売されたが、2009年に記録された当時のタイムは1分33秒だった。



最終モデルのヴァイパーを買っておきたいが、これらの限定車の中には欲しい仕様がないという人も大丈夫。ダッジはヴァイパーが生産終了となる年も、カスタマイズ・プログラム「1 of 1」を提供してくれる。これなら2,500万通りという膨大な組み合わせの中から、自分好みのヴァイパーを設定できる。

これまでヴァイパーは確かに刺激的な歴史を作ってきたが、そんな過去の歴史に別れを告げ、未来に目を向けることにしよう。すると当然、こんな疑問が浮かんでくる。"ヴァイパーの後継車は誕生するのか?" FCAのセルジオ・マルキオンネCEOによると、次世代型の後輪駆動プラットフォームによる開発が進めば、どうやらその可能性はあるらしい。


By Jeremy Korzeniewski
翻訳:日本映像翻訳アカデミー