【ビデオ】1966年にル・マン24時間レースで優勝したフォード「GT40」のレストアがついに完成!
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1966年にル・マン24時間レースで総合優勝に輝いたシャシー・ナンバー「P/1046」のフォードGT40」が、20カ月掛けてレストアされた。約3カ月前に米国版Autoblogがこの完璧なプロセスをご紹介したが、その仕上がった姿をぜひご覧いただきたい。これがル・マンで最初にフェラーリに勝ったフォードだ。

2014年12月、ビンテージカー専門の整備工場「レアドライブ」と「RKモーターズ」が同車の修復を開始。このミドエンジンのモンスターを当時のレースに出場した状態に戻すため、"膨大な数の当時の画像"を入念に参照しながら約4,000人時間をかけてオーバーホールを行ったという。オリジナルの部品が手に入らなければ、全く同じ複製品を製造した。例えばフロントガラスは新しく作られたものだ。車体後部から突き出した2本の排気管もゼロから製作したもので、1966年の状態と同じく片方の排気管が若干長くなっている。カーナンバーの"2"は手描きだ。当時、チームはサーキットに到着してから急いでこの数字を描かなければならなかったそうで、今回のレストアでは、その時に垂れたペンキの汚れさえも再現されているという。詳しく知りたい方はRKモーターズの公式サイトをご覧いただきたい。

フォードがフェラーリを打ち負かし、1位から3位まで独占する見事な勝利を収めてから、今年はちょうど50周年にあたる。かつての優勝マシンがル・マンに帰って来たのと同時に、その後を継ぐ新しいターボチャージャー付きのフォードGTが、LM GTE Proクラスで優勝を飾った。2位はフェラーリだったものの、3位と4位もフォードGTという結果には、ヘンリー・フォード2世も笑みを浮かべているはずだ。



By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー