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ランドローバーは「フリーランダー」の後継となる新型「ディスカバリースポーツ」の性能を示すため、英国アクエリアス・レイルロード・テクノロジーの専門家による協力のもと、この3列シートSUVに鉄道用のホイールを取り付け、計119トンに及ぶ3両編成の豪華客車をつないだ。これはディスカバリースポーツの車両重量の約60倍にあたり、ジェット旅客機「ボーイング757」とほぼ同じくらいの重さだ。対して同車のカタログ上の牽引能力は2.5トンだという。しかしながら映像でご覧のとおり、ディスカバリースポーツはいとも簡単にスイス・ライン川に架かる約280mの鉄橋、へミスホーフェン橋を渡り切り、合計10kmの距離を牽引することに成功した。



このスタントは、同社が1989年に英国プリマスで行った初代「ディスカバリー」による列車牽引の偉業を再現したものと言えるが、ディスカバリースポーツはディスカバリーに装備されていたローレンジギアボックスなしでこれをやってのけたのだ。

代わりにディスカバリースポーツは、最高出力177hp、最大トルク43.8kgmを発揮する、2.0リッター直列4気筒ディーゼル・エンジンと9速オートマチック・トランスミッションを搭載し、さらにドライバーがペダル操作をしなくても自動的にエンジンとブレーキを制御する「オール・テレイン・プログレス・コントロール」や、状況に応じて各部の設定を最適化する「テレイン・レスポンス」などのハイテク・システムによってアシストされる。

このような宣伝用スタントを見るのはこれが初めてというわけではない。前述の初代ディスカバリーは別としても、線路の上を走れるように改造したスマート「フォーフォー」から、「ボーイング747」を牽引するフォルクスワーゲン「トゥアレグ」まで、これまで様々なスタントが行われた。どれも真似することは決してお勧めしないが、現代のクルマにどれほどの能力があるのかを目の当たりにできるという点で非常に興味深い。




By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー