Audi A4 Avant
 アウディA4アバントが発表された。新型セダンがデビューしたのが2月。その発表の場ではアバントの姿はなく、3ヶ月遅れての満を持してのデビューとなった。

Audi A4 Avant Audi A4 Avant
 はっきりいって待ち焦がれていた。というのも、僕にとってのA4は、ステーションワゴンのアバントをもってして完結するのである。

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 もともとアウディにはクワトロ(4WD)のイメージが色濃く残る。それは市街地からワインディング、もちろん高速道路での優位性を求めたもの。クロスカントリー的な性能がメインではない。たが、クワトロの抜群の走破性も魅力なこともたしかである。荷物を満載してビーチや山河へと足を伸ばすには理想的な一台として、アバントが欠かせないのである。

※ここにアウディ100、アウディ80等の写真が欲しいなぁ〜

 アウディのアバントの歴史は、いまかきら39年前の1977年に始まるという。当時のアウディ100にその名が与えられた。
 A4の前身であるアウディ80にアバントが投入されたのが1992年。1994年に80が4に改名されると、その翌年の1995年にアバントが追加された。それ以来A$は4度のフルモデルチェンジを受けているが、そのすべとのモデルにアバントがラインナップするのだ。

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 ちなみに、最近のA4の販売のうち、45%がアバントだというから、アウディA4の活動的なイメージは、アバントが牽引しているのかもしれない。

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 さて、今回のA4アバントに搭載されるエンジンは2種類。といっても、直列4気筒2リッター直噴ターボユニットをベースに、出力に違いで2仕様を準備してくれている。
 FFモデルは最高出力190ps/4200rpm〜6000rpm、最大トルク320Nm/1450rpm〜4200rpmを発生する。ブースト圧が抑えられ、圧縮比は11.8と高い。より高性能なエンジンはクワトロに搭載される。最高出力252ps/5000rpm〜6000rpm、最大トルク370Nm/1600rpm〜4500rpmを発生するのだ。

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 JC08モード燃費はFFが18.4km/h、クワトロが15.5km/h。パワーもクラストップであり、燃費もクラスで秀でている。組み合わされるミッションは、ともに7速Sトロニックオートマチックだ。

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 新型A4アバントのエクステリアの特徴は、空気抵抗係数0.26という優秀な空力ボディであることだ。空気の流れを乱さぬように、細部にわたって空力的処理がされているのだろうが、エッジを削ったり、能面のような顔つきにしたりするような、デザイン性を犠牲にするような処理ではないところが好感触だ。

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 ボディも先代に比較してサイズアップしているものの、最大で120kgもの軽量化を達成している。それをそうは感じさせずに、自然に達成しているところに感心するのだ。

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 そんなA4アバントの走りなのだが、252ps仕様をドライブした感触でいえば、かなりパワフルである。大径タービンを組み込んでいるかのようで、低回転域ではトルクが細くレスポンスの遅れも顕著だ。渋滞気味の市街地では、ややストレスが溜まる。

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 だが、その反動で、いったん加速ゾーンに足を踏み入れれば、かなり力強いダッシュ力を見舞うから驚きだ。アウディはさらに攻撃的なRSシリーズをラインナップしている。そこにはステーションワゴンボディのアバントも加わる。それゆえに、素のA4では穏やかな出力特性なのだろうと想像していたのだが、さにあらず、躍動的な走り味が備わっていたのだ。

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 やはり想像どおりである。A4アバントは市街地をユルユル走っているだけでは宝の持ち腐れになる。さらに広くなったトランクに荷物を満載して、仲間や家族とロングドライブをする。そんな姿が似合うのである。

■アウディ 公式サイト