ボルボ史上最もパワフルな「XC90 T8」が、ポールスターから登場!
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ボルボは、「T8ツインエンジン」と呼ばれるプラグイン・ハイブリッドのパワートレインで見事な出力数値を実現した。しかし、それでも物足りないという人に、ボルボのパフォーマンス部門であるポールスターから朗報がある。フラッグシップSUV「XC90 T8」をさらにアップグレードする「ポールスター・パフォーマンス・オプティマイゼーション」が発表されたのだ。


「XC90 T8」の2.0リッター直列4気筒エンジンは、スーパーチャージャー、ターボチャージャー、直接燃料噴射式と、あらゆる術策が施されている。さらに電気モーターが組み合わせ、合計最高出力400ps、最大トルク65.3kgmを実現した。だが、ポールスターはそれを最高出力421ps、最大トルク69.3kgmにまで引き上げたのだ。その結果、0-100km/h加速は5.9秒から5.5秒に短縮。4気筒の大型クロスオーバーにしては悪くない数値だろう。

ドイツの自動車メーカーによるハイパフォーマンス・クロスオーバーと比べると厳しいかもしれないが、ポールスターがチューンした「XC90」は大型のラグジュアリー・ハイブリッドとしては十分な競争力を持つ。例えば、ポルシェ「カイエンS Eハイブリッド」(最高出力416ps、最大トルク60.2kgm)やレクサス「RX450h」(最高出力312ps、最大トルク34.2kgm)、BMW 「X5 xDrive40e」(最高出力313ps、最大トルク45.9kgm)よりも勝る。一方で、メルセデス・ベンツ「GLE550e」(最高出力442ps、最大トルク66.2kgm)には出力で劣るものの、最大トルクはポールスターのXC90が上回っている。

ポールスター・パフォーマンス・オプティマイゼーションでは、スロットル・レスポンスやトランスミッションの制御も改善される。これにより快活さが増し、コーナリング時には低いギアをホールドするという。さらに魅力的なのは、これらの性能向上が燃費やCO2排出量、車両保証に影響がないことだ。このパッケージは本国スウェーデンではすでに発売中で、米国には10月に導入されるとのこと。新型セダン「S90」やワゴンの「V90」にも同様のモデルをぜひ設定してほしいものだ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー