ル・マン24時間レース、予選1回目はポルシェがワン・ツー独占!
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今週末のル・マン24時間レースに向け、フランス・ル・マン市のサルト・サーキットでは15日、フリー走行と1回目の予選が行われた。



16時に始まったフリー走行中には途中から雨が降り、ゼッケン8番を付けたアウディ R18や、6番のトヨタ TS050ハイブリッドなど、クラッシュが相次ぐ。しかし、チームの懸命な修復作業により、トヨタ6号車は22時開始の予選1回目に出走。ステファン・サラザンのドライブで、「2012年にトヨタがル・マンに復帰して以来最速」という3分20秒737のタイムを早々に記録する。しかしその後、ポルシェ 919ハイブリッドの2号車に乗るニール・ジャニがこれを上回る3分19秒733をマーク。結局これが予選1回目の最速タイムということで、暫定ポール・ポジションを獲得した。トヨタ5号車は3分21秒903というタイムで6号車に続く。



予選開始32分後、ジャンカルロ・フィジケラが乗るLM GTE Proクラスのフェラーリがコース上でストップ。赤旗が振られてセッションは中断となり、マーク・ウェバーがドライブするポルシェ1号車のタイムアタックが妨げられてしまう。最終的にチームメイトからコンマ5秒遅れの3分20秒203を記録し、この日はポルシェがワン・ツーを独占。



22時43分に予選が再開すると、フリー走行のクラッシュでフロント・アクスルを壊した8号車のアウディがようやくコースイン。最初のフルラップは3分31秒934だったが、徐々にタイムを上げていき、最終的に3分22秒466を記録して4番手となる。5番手はアウディ7号車の3分22秒780。アウディはどちらもトヨタの2台を上回ることはできなかった。




ハイブリッド・システムを持たないLM P1マシン、レベリオン R-One AERの2台をはさみ、LM P2クラスでは26番を付けたGドライブ・レーシングのオレカ 05がクラストップで総合9番手。アルピーヌの2台がこれに続く。



LM GTE Proクラスは、フォード GTのUKチームから出場する67号車と66号車が予選開始15分でいきなりクラスをリードするが、AFコルセ・チームの51番フェラーリ 488GTEがこれらを凌ぐタイムを記録。しかし最終的にフォードの残る2台、USAチームの68号車と69号車がフェラーリを上回り、クラス1、2、4、5番手を占める強さを見せる。6番手と7番手もフェラーリ、ということでGTクラスは早くも1960年代のようなフォード対フェラーリの様相を呈している。アストンマーティンやコルベット、ポルシェの巻き返しも期待したい。

ル・マンではこの後、16日に2時間ずつ2回目と3回目の予選が行われ、18日にスタートする決勝レースの出走順位が決まる。