今年のマン島TTレースで、4人の選手が事故死
6月10日のマン島TTレースで、1日に2度も死亡事故が起きてしまった。これで今年の死亡事故は4回を数える。この日最初の事故は、スネーフェル・マウンテン・コースでサイドカーレース中に起き、58歳のイアン・ベル氏が命を落とした。コースレコードの更新に沸いた同レースに、彼の訃報は暗い影を落とした。

地元のニュースサイト、『Isle of Man Today』の記事によれば、ベル選手は息子のカール選手と共にサイドカーレースに参戦し、37.7マイル(約60.7km)のコースを4分の1ほど過ぎたBallaspurセクションでクラッシュを喫した。息子は無事だったという。

マン島レースで命を落としたのは、ベル氏で252人目となる。今年のレースでは、オーストリア出身の27歳、ドワイト・ビーア選手と、英国出身の50歳、ポール・シュースミス選手が6月5日、同様にサイドカーレース中に命を落としている

マン島TTの主催者であるACU Events Ltdは公式サイトの中で、「妻と2人の子供がいるベル氏は、英国でオートバイのディーラーを営んでいた。彼は1995年にマン島TTレースにデビューし、新人賞のトロフィーを獲得したのち、2003年の優勝を含めて5度、表彰台を上がっている。ベル氏のご家族とご友人に対し、心よりお悔やみを申し上げたい」とコメントを述べている。

またこの日、英国出身の32歳のアンドリュー・ソアー選手もシニアTTレース中にKeppel Gate付近でクラッシュ事故により死亡している。ソアー氏は2015年にマン島TTでデビューを飾ったばかりだった。

マン島TTでは先週初め、マイケル・ダンロップ選手がコースレコードを更新しそして大掛かりな改造を施したスバルWRX STIマーク・ヒギンズ選手が4輪の最速ラップを更新している。

Autoblogスタッフ一同、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー