今年のパイクスピークには、2台のアキュラ「NSX」に加えて同車にインスパイアされたEVコンセプトカーも参戦!
Related Gallery:Acura NSX Time Attack for Pikes Peak 2016

アキュラは2台の新型ハイブリッド・スーパーカー「NSX」を、26日に決勝レースが行われるパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに参戦させる。それだけでも心躍るような話だが、プレスリリースで特に我々の注目を集めたは、そのハイブリッド車と共に山道を駆け上がる3台目の電気自動車(EV)が存在するという一節だ。

このEVは、アキュラ(ホンダ)によれば「新型NSXにインスパイアされた完全な電気自動車で、4基の電動モーターを搭載したSH-AWD(スーパー・ハンドリング・オールホイールドライブ)コンセプト」であるという。その実験的なパワートレインは、昨年のパイクスピーク・チャレンジ・エキシビジョン・クラスで優勝した「CR-X」に搭載されていたものを「さらに進化させた」とのことで、今年は電気自動車改造クラスから出場する予定だ。

2014年に電気自動車改造クラスで優勝した三菱の「MiEV Evolution III」が総合でも2位に入るなど、ここ数年はEVの山道における速さが増している。今年はテスラ「モデルS」初参戦することになっている。

スタンダードなハイブリッドのNSXに話を戻そう。2台のNSXはタイムアタック1(TA1)及びタイムアタック2(TA2)クラスに参戦する予定で、ジェームズとニックのロビンソン兄弟がドライバーを務める。両車ともに市販車のNSXと同じ3モーターのハイブリッド・パワートレインを搭載するが、TA1クラス用のNSXはシャシーに軽量化が施され、高効率なレース用エキゾーストが装備される。TA2クラス用は市販モデルのNSXに安全装備を追加しただけという仕様になる。

ちなみに、NSXは昨年のパイクスピークでペースカーとして使用されたので、米国ロッキー山脈にあるこの山頂を目指して走るのはこれが初めてというわけではない。だが、果たしてこの新型スーパーカーは、どれほどのタイムを叩き出すのか。レース結果に注目しよう。更なる詳細を知りたい方はアキュラのプレスリリース(英語)をどうぞ。


By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー