カナダの新興EVメーカーが販売を予定している1人乗り3輪電気自動車「ソロ」
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画像のクルマは、カナダ・バンクーバーの新興電気自動車(EV)メーカー、Electra Meccanicaが販売を予定している3輪EVだ。まるでブーツのような形をしているが、同社はこのEVのパワーや航続距離がドライバーのニーズを満たすと自信を見せている。1人乗りであることから、その名も「ソロ」という。

ソロは、自動車の製造に長年携わってきたヘンリー・ライスナー氏とジェリー・クロール氏の尽力によって誕生した。クロール氏は、かつて米国のコービンが販売していた3輪EV「スパロウ」(現:マイヤーズ・モーターズ「NmG」)から、ソロのアイデアを得たという。早ければ今年の7月にも発売される見込みで、価格は1万9,888カナダドル(約167万円)だ。リチウムイオン・バッテリーと電気モーターが、最高出力82hpと最大トルク19.4kgmを発生し、後輪を駆動する。最高速度は120km/h、航続距離は200kmと発表されている。全長は3,048mmと、スマート「フォーツー」より350mmほど長い。レベル2(220V)の充電器を使えば3時間でフル充電が完了する。ソロには1人しか乗れないが、路上を走っている乗用車の9割は1人しか乗っていないのだから、賢い買い物になるとElectra Meccanicaは主張する。

「2016年型EMVソロは4色展開! smallev.comで、自分好みのソロを見つけよう」 — Electra Meccanica

この3輪EVがどんな需要を生み出すかは、今のところ未知数だ。市場では現在、リース期間を終えたプラグイン車が多数出回っており、例えば中古の日産「リーフ」は場所によっては8,000ドル(約85万円)という低価格で売られている。これはソロの価格の半額強であり、しかも5人乗りだ。さらに米国のベンチャー企業Elio Motorsが販売の準備を進めている独自の3輪コミューターは、ガソリンを燃料とする2人乗りで、燃費は84mpg(約36.0km/L)、価格はわずか6,800ドル(約73万円)と発表されている。そんな状況にもかかわらず、ソロには既に、2万件以上の返金可能な予約が入っているという。Electra Meccanicaは公式サイトでTシャツやニット帽も販売しており、頑張るつもりのようだ。公式サイトはこちら


By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー