【本日の質問】もっと評価されるべき直列6気筒エンジン、ベスト1は?
先日は史上最高の4気筒エンジンについて議論したので(たくさんのご意見、ありがとうございました!)、今日は優れた直列6気筒エンジンについて考えてみよう。ただし今回は、ジャガーの名声獲得に貢献したXK6型エンジンや、BMWがツーリングカー・レース用に開発して伝説的スーパーカー「M1」に搭載されたM88型エンジンについて語るのではなく、本来の価値に見合うだけの注目が得られなかった隠れた名機を、直列6気筒エンジンの中から発掘してみたい。

例えば、1970年代のクライスラー「Hemi-6」は、米国デトロイトで設計されたオーストラリア市場限定の6気筒エンジン・シリーズで、V型8気筒を凌ぐほどのパワーを発揮した。本来ならば、燃費性能が重視されるようになった1973年のオイルショック後、米国のダッジ「ダート」や「ヴァリアント」に活力を与えるエンジンになっていたとしてもおかしくない。



筆者が1票を投じたいのは、ポンティアックが1966年から69年まで製造していた6気筒OHCエンジンだ。これは当時としては先進的なシリンダーヘッド上にカムシャフトを持つ3.8リッターまたは4.1リッターの6気筒エンジンで、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場した「デロリアン DMC-12」の生みの親、ジョン・Z・デロリアン氏がポンティアックのトップを務めていた時代に開発され、1960年代後半の数年間だけ「テンペスト」や「ルマン」、「ファイヤーバード」に搭載されていた。V8エンジンより安価というわけではなかったため、米国の消費者はあまり関心を示さなかったものの、このOHCエンジンとその高性能版の「スプリント」エンジンは、軽量スポーツカーの分野で多大な貢献ができたはずだ。

皆さんにとって、実は凄いと思われる直列6気筒エンジンのベスト1は何だろう? ぜひコメント欄やFacebookTwitterで理由と共にぜひ聞かせていただきたい。


By Murilee Martin
翻訳:日本映像翻訳アカデミー