将来はドローンに乗ってカジノに行ける!? 中国製の乗用ドローンが米国ネバダ州で飛行許可を取得
とても大きくて風変わりなドローンが、ネバダ州の上空を飛んでいるのを目撃しても、驚かないで欲しい。ネバダ自律システム研究所(NIAS)は、中国のドローン・メーカーであるEHang社に対し、乗客を乗せることができるドローン「Ehang 184」のテスト飛行を今年の後半に行う許可を与えた。この計画に対しNIASは、基本的な離着陸許可に加え、1人乗りの全自動飛行機が安全に飛行できることを、連邦航空局(FAA)に証明する基準を設ける予定だ。場所によっては飛行制限空域もあるが、184がどこを飛ぶのか正確なことは分かっていない。しかし、EHangは不毛な砂漠を飛び回るだけで終わろうとは考えていないだろう。

ネバダ州はこの計画で観光事業を促進し、経済効果を狙っているようだ。NIASで事業開発を担当するマーク・ベイカー取締役は、ラスベガスの有力紙『ラスベガス・レビュージャーナル』に対し、「"ドローン・タクシー"が日常的な移動手段の1つになる日がくると期待している」と語っている。人々が自動運転の乗り物に飛び乗って、カジノまでまっすぐ飛んで来る時代が到来すると、ネバダ州では想像しているらしい。そうすれば、渋滞や分かりにくい道と格闘しながらクルマを運転しなくてもすむようになる。ドローン・メーカーがより多くのサポートを受けてドローンによる移動システムが構築されたら、今までは行くことがなかった、ラスベガス通りから離れた観光地にも、もっと足を運んでみようと思うようになるかもしれない。



※注:この記事は米国版『Engadget』に掲載されたJon Fingas記者による記事を転載したもの。

By Engadget
翻訳:日本映像翻訳アカデミー