BMW、新型エンジンを導入した「3シリーズ グランツーリズモ」のマイナーチェンジを発表
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BMWは3年ぶりにマイナーチェンジを施した「3シリーズ グランツーリスモ」(「4シリーズ グラン クーペ」と混合しないでいただきたい)を発表した。従来からの最大の変更点は、BMWの最新型4気筒と6気筒エンジンの導入だろう。だが、それ以外にもエクステリアと装備がアップデートされている。

BMWは3シリーズ GTに3種類のガソリン・エンジンと5種類のディーゼル・エンジンを含めた18種類ものモデルを取り揃え、今年の夏より各国で販売開始する。

4気筒および6気筒のガソリン・エンジンは、BMW Efficient Dynamicsの理念を追求したモジュラー構造の新世代型に切り替わり、燃費は最大で14%も改善されたという。2.0リッター直列4気筒ターボの「320i」は最高出力184psこそ変わらないが、最大トルクは6速MTのみ27.5kgmから29.6kgmにアップ(8速ATは27.5kgmのまま)。同じく2.0リッター直列4気筒ターボを積む「328i」は「330i」に変わり、最高出力も245psから252psに向上した(最大トルク35.7kgmは変わらない)。3.0リッター直列6気筒を搭載する「335i」も「340i」に切り替わり、最高出力は306psから326psへ、最大トルクも40.8kgmから45.9kgmへ大幅に向上している。

ディーゼルは、その多くが2015年から採用されているものだが、新たに2.0リッター直列4気筒ツインターボを搭載する「325d」(224ps/45.9kgm)が登場した。他に2.0リッター直列4気筒シングルターボの「318d」(150ps/32.6kgm)と「320d」(190ps/40.8kgm)、3.0リッター直列6気筒はシングルターボの「330d」(258ps/57.1kgm)とツインターボの「335d」(313ps/64.2kgm)がラインアップされている。

トランスミッションは8速AT「ステップトロニック」、または一部のモデルでは6速MTも選べる。全てのガソリン車と「320d」「330d」「335d」には4輪駆動システム「xDrive」も用意される(「335d」はxDriveのみ)。

エンジンの変更に加え、今回のマイナーチェンジでは一足先にフェイスリフトされた3シリーズ セダンと同様、内外装にもアップデートが施された。LED化されたヘッドライトやテールライト、デイタイムランニングライト、フォグライトを装備し、マットクロームのエクステリアトリムが標準となった。また、リアバンパーも新しいデザインに変わっている。

一方、クロームアクセントを取り入れたインテリアは、高級感が増している。現行6代目3シリーズが発表された初期の、大衆車のような印象は改善された。さらに、最新のバージョン5.0の「iDrive」インフォテイメント・システムも搭載されている。

車体の構造に変化はなく、これまでと同じセダンのワゴンの中間に位置するロングホイールベースのハッチバック・ボディとなっている。スタイリングと実用性を折衷したデザインには賛否両論あるが、少なくとも3シリーズには他の選択肢も用意されている。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー