【ビデオ】他のどのクルマとも違う、斬新なオフロードカー「Swincar E-Spider」
大半のオフロード・エンスージアストと違い、私は長年オフロードカーに関して、前後とも独立懸架式サスペンション(IRS)を支持している。IRSは強度が低いとか、重い荷物を運べないとか言う人には、軍用車を見てほしい。オシュコシュ・コーポレーションやナビスター・インターナショナルは、両社とも過酷な任務で必要となる軍用トラックにIRSを採用している。軍用で十分に機能しているなら、私にとっても十分だ。IRSではアーティキュレーションが十分に得られないという人がいるが、それは我々が普段目にするクルマはすべて、制限されたアーティキュレーションでも問題ないオンロード用の設計がベースになっているからだ。

自然界を見てみると、四足動物(犬、猫、ヤギなど)はすべて単独で足を上げることができる。足がそれぞれ単体で動くのである。また、多くの四足動物、特に荒涼とした地域に生息する動物は、足が胴体の下の方ではなく、上の方から生えている。これにより、最大範囲の動き(アーティキュレーション)を可能にし、様々な地形にも対応できる。

そして、ここからが下の動画で観られる驚異的なオフロード車、「Swincar E-Spider」の話となる。これは、私が知る限り、独立懸架式サスペンションが車体の"下"ではなく、"上"に装備された初めての自動車だ。それが標準的なクルマの"胴回り"にあると考えてほしい。これにより、全くもって類を見ないアーティキュレーションを生み出している。なんというコンセプトだろう!

このSwincar E-Spiderは、常識を覆す設計から次世代の優れたオフロードカーが誕生するきっかけとなるのではないか。私個人としてはそんなクルマの登場が待ち遠しくて堪らない。


注:この記事は寄稿者ネットワーク「オープンロード」に投稿されたものです。内容については筆者が単独で責を負い、どのような意見もAutoblog編集部の意見を反映するものではありません。




By Bob Holland
翻訳:日本映像翻訳アカデミー