テスラ、「モデル3」のユーザーには急速充電スタンドを利用を有償化
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テスラモーターズは、顧客がいつでも無料で使える急速充電スタンド「テスラ スーパーチャージャー」を各地に設置している。しかし、新型車「モデル3」のユーザーがこれを利用するには、有償のアップグレードパッケージを購入しなければならないようだ。

テスラCEOのイーロン・マスク氏は、同社の「エネルギー貯蔵事業が、巨大リチウムイオンバッテリー工場のギガファクトリーで生産されるエネルギーを自動車事業と同じくらい使用する可能性」を懸念しているという。だが、これは問題ない。マスク氏と担当部署は、必要に応じて当初の計画の3倍にあたる年間約105GWhのセルと150GWh相当のバッテリーパックの生産を決定しているからだ。

これらの情報は5月31日、少々現実離れした雰囲気のテスラモーターズ年次株主総会で明るみに出た。米国カリフォルニア州マウンテンビューにあるコンピューター歴史博物館で開催されたこの総会は、テスラのマスク"船長"が舵を取った直後、行き先が怪しい航海になった。

マスク氏のプレゼンテーションは、テスラの過去12カ月間の事業の進展や将来の展望を説明する代わりに、これまでの歴史や努力を再び語るものだった。約2時間ほどの間、マスク船長は過去十数年にわたるなんとなく聞き覚えのあるエピソードの海原を航海し、共同創設者でCTO(最高技術責任者)のJB・ストローベル氏や飛び入りの古株社員も加わって、個人的な逸話や裏話などテスラの物語を話して来場者を楽しませた。

株主総会で公開されたプレゼン資料のキャプチャ画像をご覧になれば、どんな議題が話し合われたのか大体ご理解いただけると思うが、テスラが本当に伝えたかったメッセージとは、同社の持つ独特かつ強固なビジネス基盤によって大規模な成長目標の達成が可能であるということだろう。繰り返しになるが、株主総会ではこの部分について実に2時間もかけてプレゼンが行われた。

これまで無料だったスーパーチャージャー・ネットワークを、モデル3のユーザーには有料で提供することについて、マスク氏による実際の発言を訳したものを以下に引用する。

「無料のスーパーチャージャーにも基本的にコストがかかる。当然すべきことは、それをモデル3のコストから切り離すことだ。モデル3の価格は(パッケージを購入しても)まだかなり安く、長距離走行はガソリンよりもずっと安上がりだが、パッケージを買わない限り、無期限かつ無料で長距離走行はできない」。


By Domenick Yoney
翻訳:日本映像翻訳アカデミー