「ルート66」をドライブ旅行するなら絶対に行くべき5つの観光スポット
ドライブ旅行といえば夏が定番だ。夏の暑さを楽しみ、仕事から解放され、ちょっと冒険してみようと思ったら、コンバーチブルで風を浴びながら道路を突っ走るに勝るものはない。もしこの夏にまとまった休暇が取れるなら、アメリカへ出掛けてレンタカーを借り、クラシックな旧国道ルート66を旅してみてはいかがだろう?

インターステイト・ハイウェイ・システム(州連絡高速道路システム)がアメリカの主要都市や小さな町を結ぶよりもずっと前に存在していた「ルート66」。現在の高速道路の原形と言えるその道は、1928年に初めてシカゴとロサンゼルス間の2,448マイル(約3,940km)を結んだ国道だ。

インターステイトが1950年代に開通したのをきっかけに衰退していき、旅行者を食い物にする安っぽい店が並ぶだけの廃れた道になってしまったという話を耳にしたことがあるかもしれない。1985年に廃線となってしまったので、それはある意味正しい。しかし、現在もルート66の沿道には、ここを旅するドライバー達の興味をそそるものがたくさんある。

そこで今回はルート66沿道で必見のスポットを5つご紹介したい。




66ドライブイン
ドライブのスタート地点はイリノイ州シカゴ。南へ4時間ほど行きゲートウェイ・アーチが見えたら、そこはミズーリ州セントルイスだ。さらにそこから1時間半ほどで同州カーセージにある「66ドライブイン」に到着する。

1941年、全米で営業しているドライブイン・シアターの数は52店舗だった。アメリカ国立公園局によると、1956年には4,500店舗にまで急増したという。ところが現在その数は、1941年と同じくらいにまで減っている。

66ドライブインは現在も営業している数少ない昔ながらのドライブイン・シアターだ。ドライブイン全盛期のノスタルジーに浸りながら、現代のロードショー映画を楽しむことができる。この週末には、公開されたばかりの新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』と『ザ・ハンツマン:ウィンターズ・ウォー』が上映されていた。

詳しくはこちらへ:66-Drive-In-Route 66 (英語)
ドライブインのウエブサイト:66drivein.com(英語)


レストラン「ポップス」
カーセージを出発し、さらに214マイル(約344km)南下する頃には、ちょうどお腹が空いてくるのではないだろうか。初日に郷愁を味わった後の2日目には、時代を先取りすることにしよう。

オクラホマ州の州都オクラホマシティーから北東に24kmほど行ったアルカディア市にある新しい店が、レストラン「ポップス」だ。主なメニューはアメリカの典型的なハンバーガーとフライドポテト。しかし、この店の豊富なソーダ(炭酸飲料)の品揃えの多さは他に類を見ない。その数なんと600種類以上、世界中からソーダを輸入しているのだ。ブラジル産「ガラナ」や「ワイアルーア」のパイナップルソーダなど、様々なソーダを試してみよう。そして次の目的地に向かうのに十分なカフェインを補給しておこう。

詳しくはこちらへ:Pops Restaurant (英語)


キャデラック・ランチ
クルマ好きなら是非立ち寄りたい名所がキャデラック・ランチだ。テキサス州アマリロにある公共アートプロジェクトのひとつで、地中に半分埋まった10台のキャデラックが並ぶ様はまさに息を呑む光景である。1949年式「クラブ・セダン」から1963年式「セダン・ドゥ・ヴィル」まで、20世紀中頃のキャデラックの進化を目の当たりにすることができるだけでなく、訪れた人たちは展示された車体に思い思いの色を塗って"芸術に貢献する"ことが許可されている。

ここはブルース・スプリングスティーンの名曲『キャディラック・ランチ』のテーマになった場所としても有名だ。歌詞の中では、名車キャデラックも半身を土に埋もれた姿になるように、人生のはかなさと避けることのできない死について歌われている。

詳しくはこちらへ:Caillac Ranch (英語)


ジョージア・オキーフ美術館
今年の3月に没後30年を迎えた女性画家ジョージア・オキーフの名を冠したこの美術館は、ニューメキシコ州でも屈指の観光名所になっている。同美術館の公式サイトによると、この国際的に有名な米国人芸術家に捧げた世界で唯一の美術館だという。

オキーフが最初にその名を世に知らしめた場所はニューヨークだったが、ニューメキシコ時代の風景画は旧ルート66の沿道だとひと目で分かるものが多い。彼女はニューメキシコ州が「私が暮らす世界の広大さと神秘」を表現していると語ったことがある。

美術館はニューメキシコ州サンタフェにあり、オキーフの作品3,000点あまりを所蔵している。

詳しくはこちらへ:Georgia O'Keeffe Museum(英語)


化石の森国立公園
何日も続けてドライブしたら、そろそろクルマを降りて歩いてみるのもいいだろう。そこでお薦めしたいのが、過小評価されているこの国立公園だ。アリゾナ州ホルブルックからほど近い所にある化石の森(Petrified Forest)国立公園は面積2万340ヘクタールを誇り、初心者から上級者まですべてのレベルに応じたハイキングコースがある。多くは1日で歩けるものだ。

恐竜の化石を発掘したり、2億2,500万年前の三畳紀後期に生えていた樹木の珪化木(植物の化石の一形態)を見つけたり、はたまたサソリの1匹や2匹に遭遇するには、この砂漠気候はぴったりだろう。ただし、出発前には車の燃料やオイルと同じように、人間の水分レベルをチェックすることもお忘れなく。

詳しくはこちらへ:Petrified Forest National Park(英語)

By Autoblog Staff
翻訳:日本映像翻訳アカデミー