トヨタがGoogle傘下のロボット企業を買収?
この数ヶ月の間、Googleの親会社であるAlphabetは、自動運転車事業に注力するため、傘下のロボット開発企業、ボストン・ダイナミクスを売却しようとしている。これについては当初から、トヨタによって米国に設立されたトヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)が同社の買収に興味を持っているとされていたが、日経新聞が報じたところによると、トヨタはTRIを通じて、ボストン・ダイナミクスだけでなく、日本東京大学出身者が設立したGoogle傘下のヒト型ロボット開発企業、Schaftの買収も行う見通しで、契約締結は間近だという。

同紙によれば、TRIは今後5年間で投じる予算10億ドル(約1,070億円)の一部を使って2社を買収する模様。この研究所はトヨタが人工知能(AI)やロボットおよび自動運転車の技術開発を行う目的で2015年11月に設立を発表し、今年1月には最初の施設がシリコンバレーに開設されている。

先日、米国テクノロジー系メディア『Tech Insider』が伝えたところによると、「インクはほとんど乾いている状態(つまり、契約締結は間近)」であり、「間もなくAlphabetとトヨタが正式に発表するだろう」とのこと。TRIは3月に自動運転技術の開発を行ってきた米国ベンチャー企業のJaybridge Roboticsから開発メンバーをチームに迎えており、2020年に予定されている自動運転車の初公開に向けてチーム体制の強化を進めているようだ。ボストン・ダイナミクスが開発した犬型ロボット「BigDog」人型ロボット「Atlas」、そして高速四脚ロボット「WildCat」も旅に出られることを願おう。

注:この記事は米国版『Engadget』に掲載されたMatt Brian記者による記事を転載したもの。

By Engadget
翻訳:日本映像翻訳アカデミー