【ビデオ】一体何が起こったのか!? ミツバチの大群が三菱「アウトランダー」に密集
英国ウェールズ在住のある男性は先日、駐車場に戻ってくるとショッキングな光景を目のあたりにした。自分の愛車に大量の蜂が群がっていたのだ。ウェールズの日刊紙『South Wales Evening Post』によると、この男性はウェールズ南西部ペンブルックシャー州のハバーフォードウェストという街にあるパブの前に三菱「アウトランダー」を停めていた。クルマに戻ってみるとミツバチの大群が車体後部に集まっていたのだ。だが、幸いにも蜂が怒り出す前に、ペンブルックシャー海岸国立公園の警備隊トム・モーゼス氏がたまたまその場を通りかかった。

「驚きの光景でしたよ。クルマで走っていたら巨大な茶色い塊を見つけたんです。周りの人も驚いていましたね。通るクルマも速度を落として、みんな写真を撮っていました」とモーゼス氏は同紙に語っている。英国の大手一般紙『The Guardian』によると、蜂たちがクルマに群がっていたのは、女王蜂がトランクに入り込んでしまったためだという。

モーゼス氏は蜂に関心があり、蜂が殺虫剤や生息環境の破壊によって脅かされている状況について人々へ伝えている。「国立公園を訪れた人たちには、蜂がどれほど大切かということ、そして人間が蜂の面倒を見なければいけないということを知ってほしいと考えています」と話す。

彼はペンブルックシャーの養蜂家団体に連絡を取り、2人の担当者によって蜂の群れは回収された。

「街中にあるパブの前なので、少し心配しました。誰かがふざけたことをして、怪我をしたり、蜂を傷つけたりしないだろうかと思ったのです」とモーゼス氏は言う。彼の懸念はもっともだ。経験のない者が針のある虫を扱うのは大変危険である。蜂は女王蜂を守ろうと群れをなし、脅威とみなせば何にでも襲いかかる。もし、このような不測の事態に陥った場合は、プロの養蜂家に連絡して、安全に群れを回収してもらおう。

ただし、害虫駆除業者に依頼するのは避けてほしい。蜂の個体数は現状でも既に危うい。2006年以降、ミツバチの群れは減少し、消滅する一方だ。米国農務省によると、ミツバチが大量に失踪する「蜂群崩壊症候群」が個体数減少の主な原因だという。この現象は群れの働き蜂が消えてしまい、幼虫と女王蜂だけが巣に取り残されると起こるが、詳しい原因は分かっていない。




By Jason Marker
翻訳:日本映像翻訳アカデミー