Autoblogが選んだ、オフロードでも高い能力を発揮する個性的なクロスオーバー5車種
時代は変わったものだ。現代のクロスオーバー車には、多くの人が大自然の中を冒険しようと思えばできるほどの高いオフロード走破性が備わっている。

米国では、4輪駆動車は主に燃費をめぐる法令によって2つのカテゴリーに分けられる。1つは伝統的なオフロード車で、セパレートフレームにトラッ クのようなサスペンションを装備したジープ 「ラングラー」トヨタ「フォーランナー」(日本では「ハイラックスサーフ」という名前で販売されていた)のようなモデル。もう1つは濡れた路面や積雪時など悪天候時にトラクションを最大限に発揮できるよう設計されたクロスオーバー車だ。

最も機能性に優れたクルマを購入するのが目当てなら、ジープやランドローバー、トヨタのショールームを見て回るのがいいだろう。しかし、どちらかと言うとレクリエーションを目的としているのであれば、荒れた地面で平均以上の性能を発揮する驚くべきオフロード車5台をご紹介するので参考にされたい。それぞれが違った機能性を発揮する、個性あるモデルをそろえてみた。

5位 レクサス「LX570

レクサスは、トヨタの高級車部門であり、裕福層向けの製品がラインナップされているが、レクサス「LX570」に関してはトヨタ「ランドクルーザー」に薄いベールをかけたものと言えるだろう。

レザーにウッドで囲まれた豪華なインテリアの下に、セパレートフレームと頑丈なリアアクスルを持つLX570は、まるで切り立った山を駆け上るシロイワヤギのようだ。

LX570 には洗練された「クロールコントロール」システムが搭載されており、ブレーキとエンジン出力を自動的にコントロールして悪条件な地面でも極低速で乗り切っ て行く。加えてターンアシスト機能をオンにすれば、低速走行中に切り返しを必要とするタイトコーナーで後輪内側に自動的にブレーキかけ、驚くほどの小回り を効かせることができる。

また、LXの弟分「GX460」も忘れてはならない。グロバール展開されているトヨタ「ランドクルーザー プラド」をベースにしたモデルで、その高級感あふれるレザーシートもさることながら、高い機能性を誇る4輪駆動車である。

事実、この2台ともオフローダーとして高い人気を博しており、大自然を探検する際にさらなる快適さを求める人々によるFacebookのコミュニティ『The Lifted Lexus』も存在するほどだ。

4位 スバル「フォレスター」

スバルが製造する最近のクルマにはクロスオーバーが多い。「アウトバック」や「XV クロストレック」もあるが、厳しい環境で最も高い性能を発揮するモデルは、おそらく「フォレスター」だろう。

勇敢なフォレスターは、最低地上高がジープ「グランドチェロキー」よりも大きく、アプローチアングル、ディパーチャーアングル、ランプブレークオーバーアングルが優れていることは言うまでもない。さらに、最新型のフォレスターにはほぼ全車に「X-MODE」が装備されており、雪道など滑りやすい路面での走行時にはトラクションコントロールが働き、急な下り坂では「ヒルディセントコントロール」が作動する。

フォレスターだけでなく、スバルのクルマ一般に言えることだが、機能性を高めるための改造を施すアフターマーケット製品が豊富であり、リフトキット、スキッドプレートなど色々と選べる。


3位 マツダ「CX-5」

マツダはスポーツカー・メーカーとして認めてほしいと思っているらしく、泥臭いイメージが付くことはあまり好まないように見える。

マツダのクロスオーバー「CX-5」と「CX-3」は、滑りやすい路面を予測できる驚くべき機能を利用した、洗練された4WDシステムを搭載する。例えばフロントガラスのワイパーがオンの時には、システムが前方の道路を滑りやすいと認識する。舗装路を離れて走行したり、ワイパーを使用していない場合でも心配はいらない。同システムはステアリングアングルやブレーキ液圧、斜面を走行しているかを判断するための重力センサーなどをモニターし、前輪が滑り出す前に後輪にトラクションを配分する準備を整える。


2位 ボルボ「V60クロスカントリー」

遠くから見ると標準モデルの「V60」ステーションワゴンとあまり変わらないように見えるかもしれないが、「V60クロスカントリー」は非常に考え抜かれた、ボルボの努力の賜物だといえる。

平凡なベース車に比べて最低地上高が65mm高くなっており、サスペンションはSUVの「XC60」に近い、柔軟性により優れたものが装備されている。V60クロスオーバーを、岩場を這うように進むためのクルマではなく、ラリーカーに近いと考えれば、このクルマの絶妙な性能が評価できるようになるはずだ。


1位 ベントレー「ベンテイガ」

豪奢なウールのカーペットや膨大なカスタマイズ・オプションにたじろかないでほしい。ベントレー初のクロスオーバーはまさに砂漠のジェットコースターだ。

そうでなければならない理由がある。それは最大のマーケットの1つが中東であり、ドバイやカタールのような国では果てしなく続く砂漠を高速で走り抜けることが国民的娯楽とされているからだ。

なお、ベントレーはオプションでダッシュボードに搭載できるブライトリング製の時計(約1,780万円)に対し、内部に砂が入って故障した時のために無償の修理や交換の保証をしていると言われている。

本当かどうか、恐ろしくてとても訊けやしない。

By Autoblog staff
翻訳:日本映像翻訳アカデミー