570馬力の「メルセデスAMG GT R」が、今年のグッドウッドでデビュー確定
いずれ発表されることは分かっていたが、ついにその日がやって来る。ミシュランがグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードへの参加について早々と発表してくれたお陰で、待望の「メルセデスAMG GT R」がデビューを飾る舞台が判明した。

どうやらミシュランは、今年のグッドウッドのスーパーカー・パドックで同モデルが初公開されることを早まって伝えてしまったようだ。現在、ミシュランのプレスリリースに記されていた概略は削除され、「デビュー予定の車両についての詳細や外観イメージは、近々発表される予定です」という文言に差し替えられている。だが、一度ネットに上がってしまったら、Ctrl + Z(またはCommand + Z)は使えないのだ。これで我々は、メルセデス・ベンツからAMG GT Rがグッドウッドに登場する、という予想が現実のものとなる確証を得ることができた。なお、今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは6月23日から26日にかけて開催される予定だ。

この新しい「メルセデスAMG GT」の超高性能モデルについては、"When(時)"とWhere(場所)"に加え、"How"についても情報が得られた。そう、4.0リッターV8ツインターボのパワーが"どれだけ"引き上げられるのかという数字だ。今は削除されたプレスリリースの文言によると、最高出力は現行の「メルセデスAMG GT S」(写真)よりも60ps大きな570psになるらしい。メルセデス・ベンツに問い合わせたところ、同社はこの数字について肯定も否定もしなかった。

外観については、ミシュランが画像まではリークしなかったため、カモフラージュ姿でテスト走行していた車両(明らかに偽物のキドニーグリルが写された画像も含む)の写真動画から推測するしかない。現時点で明らかな特徴は、拡大されたフロントのエアインテークや、大きなリアウイングだろう。ホイールも専用品になるはずだ。さらに、中央に位置した独特のエキゾーストの周りに取り付けられた、凝った形状のリアディフューザーなど、カーボンファイバー製のパーツも増えると思われる。メルセデスAMG GTの最もハードコアなバージョンということで、サスペンションもよりサーキット向けにチューンされるだろうし、ブレーキも大径のディスクが装着されるかもしれない。巨大なウイングの重さは数kgほどありそうだが、車両重量は軽量化される可能性もある。

メルセデス・ベンツのスポークスマンから得られた情報は、発売が来年の夏になるということだけだ。価格はメルセデスAMG GT S(日本価格は1,930万円)を少なからず上回ることは確かである。


By David Gluckman
翻訳:日本映像翻訳アカデミー