BMW、「M3」の30周年を記念して特別限定モデル「30 Years M3」を発表
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2016年はBMWにとって、アニバーサリー中のアニバーサリーだ。同社は創立100周年を祝う記念式典を3月に催し、先日にはアイコン的モデル「2002」の誕生から50年目の節目を祝う新コンセプトカー「2002オマージュ」を発表。そして今回、米国のメモリアルデー(戦没者追悼記念日)にあたる週末に発表されたのが、「M3」の限定エディションだ。もはや、この祝日もBMWを祝うための記念日ではないかという気さえしてくる。

このスポーツセダンの記念モデルは、英語では「30 Years M3」とちょっとおかしなネーミングになっている(ドイツ語では「30 Jahre M3」と文法的に正しいのだが、恐らく直訳してしまったせいだろう)。BMWはこれを全世界に向けて500台のみ限定生産する予定だ(日本ではまだ発表されていないため、何台販売されるかは不明です)。

30 Years M3の魅力は希少性だけではない。通常ではオプションとなる「コンペティション・パッケージ」の最高出力が431psから450psにチューンされたエンジンや、アダプティブMサスペンション、アクティブMディファレンシャルなど、M3に用意されているほぼ全ての装備を標準で搭載。さらにブラック・クローム仕上げのテールパイプが付いたMスポーツ・エキゾースト・システム、ダッシュボードのロゴプレート、派手なドアシルプレート、フェンダーの「30 Years M3」バッジなど、数々の専用パーツも装着されている。インテリアは、グレーまたはブルーのインサートとヘッドレストに刺繍が施されたスペシャル・シートに加え、シートベルトもMストライプの3色ステッチ入りだ。



そして最後はカラーリング。BMWが用意したのは、初代E30型M3の特注カラーとして設定されていた「マカオ・ブルー・メタリック」。お祝いの言葉を贈るべきクルマがあるとすれば、それは初代M3に他ならない。素敵なM3、30周年おめでとう。


By David Gluckman
翻訳:日本映像翻訳アカデミー