【人とくるまのテクノロジー展2016】太い給油口なのに細いノズルが入らない!? 軽自動車に軽油を入れない技術を公開!!「人とくるまのテクノロジー展 2016 横浜」の自動車部品を手掛けるアステアのコーナーに、ちょっと面白い給油口用のパーツが出展されていたのでご紹介しよう。

先日ご紹介した軽自動車に軽油を入れてしまうドライバーが続出している問題では、クルマに詳しい読者にとっては有り得ないと思えるであろう、ガソリンと軽油の入れ間違いをしてしまうというドライバーが多いことが分かった。

もちろんドライバーの意識の問題があるが、日本の場合は給油ノズルがレギュラーガソリンも軽油も同じ径である点も入れ違いが発生しやすい環境につながっているのだろう。


画像の給油ノズルは見慣れたノズルのようにも見えるが、実は欧米で使われているタイプとのこと。

左の細いノズルがガソリン用で、右の太いノズルが軽油用。つまり、ガソリン車に軽油を給油しようとしても、車両側の給油口が細いために入らないのだ。

しかし、このよう方法の欠点は、軽油用の太い給油口には左のガソリン用の細いノズルが入ってしまうという点だ。



そこで登場するのが、この誤給油防止デバイス。

これは、軽油用の給油口の奥にこのデバイスを装着することで、軽油用の太い給油口にガソリン用の細いノズルを差し込んでも中の弁が開かないため誤給油が出来なくなるのだ。

仕組みはいたってシンプル。太いノズルは中にあるリング状の白いパーツを押し広げることができ、中央の弁を開くことができるが、細いノズルはリング状の白いパーツを押し広げることができないため、ノズルを差し込むことができないという構造だ。

油種の入れ間違いが増えている日本でも欲しい機能だが、残念ながら給油口や給油ノズルがガソリンと軽油で同じ径のため、使うことはできないとのこと。

ちなみに、給油ノズルを作っているメーカーではすでに、自動的に車両の油種を判別して、1つのノズルで、ガソリンや軽油を入れることができるタイプも発表されているとのこと。

当面はドライバー任せの油種間違え防止が現実的だが、将来的にはこのような、物理的な機構などが搭載されることで、油種の入れ間違いもゼロとなる日が来るに違いない。

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