フォルクスワーゲン「e-ゴルフ」、間もなくアップデートで航続距離が5割増しに
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ドイツの電気自動車系情報サイト『Electrive.net』によると、次世代のフォルクスワーゲン「e-ゴルフ」は、充電速度の遅い3.6kWのオンボードチャージャーはそのままで、バッテリーの容量が35.8kWhに増えるという。つまり、現行の24.2kWhより48%アップすることになり、現実的な航続距離は124マイル(約200km)ほどになると思われる。これは数ヶ月前に我々がフォルクスワーゲン(VW)の担当者から話を聞いて予想していた数字を上回る。現行型の83マイル(約134km)という航続距離に購入を迷っていた人にとっては、この素晴らしい電気自動車(EV)を改めて検討したくなる材料となるだろう。

嬉しいことに、この改良された電気自動車版「ゴルフ」は、そう遠くない時期に市場に導入されるらしい。前述の記事によれば、e-ゴルフは今年の秋に予定されているフェイスリフトを機に、リチウムイオン・バッテリーのセルが従来の25Ahから37Ahの新型に替わり、バッテリー容量が増加して航続距離が伸びるという。

40マイル(約64㎞)の航続距離延長によって、どれだけ顧客を惹きつけられるかは未知数だが、効果は期待できるだろう。今年4月末までの時点で、VWは米国でe-ゴルフを938台売り上げており、昨年同期の815台より約15%増となっている。もし同社がこの数字で満足しているのなら、バッテリー容量を50%近くも増量したりはしないだろう。となると、やはり気になるのは価格だ。魅力がアップすることに疑いの余地はないが、果たしてVWはバッテリー容量の増加をどれだけ価格に上乗せしてくるだろうか。ちなみにBMW「i3」日産「リーフ」でも、先ごろバッテリー容量と価格をアップしたモデルが登場し、従来型と併売されている。


By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー