【ビデオ】テスラ「モデルS」で自動運転中に熟睡しているドライバーを目撃!(決して真似をしないでください)
自動運転車の基本的な考え方として、都市部の交通渋滞や乗員の安全性といった問題への取り組みが挙げられる。ドライバーは運転を機械に任せ、自動運転車は前走車と安全な車間距離を保ちつつ車線の真ん中を走行し、急に障害物が現れた場合は自動でブレーキ作動させるという状況を目指しているわけだ。しかし、まだ我々の技術はまだそこまで到達していないため、ドライバーが常に注意している必要がある。

ところが、文末の動画で見られるテスラ「モデルS」のドライバーは、それとは異なる理解の持ち主らしい。このドライバーは、安全運転の概念とはかけ離れたやり方で、半自動運転機能である「オートパイロット」を利用している。モデルSは渋滞の中、前のクルマに追尾して少しずつ進んでいるが、ドライバーは頭を横に傾けて完全に眠りこけているように見える。いくら居眠りできてしまうほど運転が楽になるとはいえ、これは決して安全とは言えない。もちろん、彼が普通のクルマで居眠りをしていたら、とっくに衝突事故を起こしていたはずないのだが...。

オートパイロット機能は、ドライバー自身が注意を払い、いつでもクルマを制御できる状態でなければならない。この機能は運転を人間に任せる必要がある状況になれば、アラームやディスプレイ表示によって知らせる。それでもドライバーが応じない場合は、自動でハザードランプが点灯し、路肩に寄って停車することになっている。ところがこのモデルSは、ぐっすりと眠っているドライバーを乗せたままゆっくりと前に進んでいる。これは、オートバイロットの性能を誇示する広告なのか? あるいはテスラはもっと大きな警告音を発するように改善する必要があるということかもしれない。

もしモデルSの車内で眠りたい人がいたら、我々が試してみたように、空き部屋シェアサイト『Airbnb(エアービーアンドビー)』で1台借りてみてはいかがだろう? 駐車した車内で眠る方が、よっぽど安全だ。




By Antti Kautonen
翻訳:日本映像翻訳アカデミー