テスラ「モデルS」、GO PUCK社製軽量バッテリーでパイクスピークに初参戦が決定!
テスラ「モデルS」が、6月26日(現地時間)に米国コロラド州で開催される「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」(PPIHC)に初出場する。電気自動車(EV)のテスラ「モデルS P90D」をドライブするGO PUCK社の創業者でCEOのブレイク・フラー氏は、今年100周年を迎える大会(ただし、戦時中はレースが開催されていないため、今回が101回目のレースではない)のために、同社でウェアラブルのバッテリーパックを製作するという。

米国の自動車情報サイト『Carscoops』によれば、ブライル・バッテリー社も経営するフラー氏にとって、今回のレースは、モデルSの改良用として販売しているバッテリーを宣伝できるチャンスとなる。GO PUCKが開発したこのバッテリーは、テスラのバッテリーパックより80%も軽量であるという。航続距離はだいぶ短くなるようだが、レースはたったの12.4マイル(約20km)なので問題ないだろう。ただし、4,725フィート(約1.4km)の高低差と156のコーナーを乗り切り、標高1万4,115フィート(約4,302m)の山頂に到達しなければならないので、バッテリーには試練が待ち受けている。パイクスピークの歴史に詳しい人なら、2年前テスラ「ロードスター」のレースを覚えているだろう。GO PUCKは今年のレースについて、これ以上の情報はまだ明らかにしていない。

昨年のPPIHCでは、リース・ミレンがフルEVで初の総合優勝を果たした。ミレンは9分7秒222という、エレクトリック・モデファイド・クラスでの最速記録も樹立している。リーマック・オートモービル社と共同開発したEV「E-RUNNER CONCEPT 1」を駆るモンスター田嶋こと田嶋伸博は、約25秒遅れて2位でフィニッシュした。パイクスピークの全クラスでの歴代最速記録は、2013年にセバスチャン・ローブが達成した8分13秒878だ。

今年のレースでは、モデルSのほか4台のEVが参戦する。ミレンは「eO PP100」でカムバックし、他にもリック・ヌープ、田嶋伸博、山野哲也がEVで走る。今年のパイクスピークについて詳しく知りたい方は、公式サイトをご覧いただきたい。


By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー