これで2件目! テスラ「モデルS」のドライバーが衝突事故はオートパイロット機能の不具合によるものと主張
電気自動車テスラ「モデルS」のドライバーが、米国カリフォルニア州の州間高速道路5号線を運転中に衝突事故を起こしたのは、車両に搭載された自動運転システム「オートパイロット」の動作不良のせいで、ブレーキ機能が適切に作動しなかったからだと主張している。

テクノロジー系サイト『Ars Technica』が報じるところによると、4月26日(現地時間)に衝突事故を起こしたアリアナ・シンプソンさんは、テスラの自動運転機能の衝突回避システムが適切に作動しなかったために事故が起きたと述べているという。シンプソンさんは時速40マイル(約64km/h)で走行中に、ブレーキを踏むのが遅れ、前方のクルマに衝突。事故によるけが人はいなかった。

一方、テスラモーターズの発表によれば、シンプソンさんは衝突の直前に急ブレーキを踏み、ステアリングホイールを握ることによって、オートパイロットの緊急ブレーキ・システムを解除していたという。同社は米国版Autoblogの取材に対し、「自動運転機能を発表して以来、お客様には同システムご利用の際には注意を怠らず、いつでも運転を制御できるようにする責任があると繰り返しお伝えしています」とコメント。「自動運転は路上における非常に高度なシステムですが、この機能があるからといってテスラ車が完全に自立走行するわけではありませんし、ドライバーが責任を放棄することは認められません」と語っている。

なお、今回の一件の前にも、ユタ州でテスラの自動運転機能にまつわる事故があった。ジャレッド・オーヴァートン氏の話では、所有していたモデルSが無人の状態で、駐車中のトレーラーに衝突したのだという。彼はテクノロジー情報サイト『The Verge』に対し、スマートフォン上の操作でクルマが自動的に始動して駐車スペースから出入庫する「Summon(召還)」モードを搭載したモデルSが「暴走した」と主張している。テスラでは、このユタ州のケースと同様、カリフォルニアの事故もドライバーの過失としている。


By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー