【ビデオ】F3で3台が絡む大クラッシュが発生! マシンが宙を舞う衝撃映像
今回ご紹介するビデオは、現代のレースカーがいかに安全であるかを示す生々しい実例だ。映像では、スピンしてコースを外れたマシンがゆっくりとコース上に戻ってしまい、そこに別のマシンから二度も追突される場面が確認できる。その内の1台は空中へ舞い上がり、カーボンファイバーの破片を散乱させながら着地している。

この衝突事故が起きたのは、5月21日に開催されたF3ヨーロッパ選手権第4戦。レース中にライアン・ツベーターのマシンがグラベルトラップを滑り抜け大量の砂埃が舞った直後だった。後続のジー・コング・リーは砂埃で視界を奪われ、コース上に停止したツベーターのマシンの後部に乗り上げて宙を舞い、グラベルに叩き付けられている。続いてペドロ・ピケもツベーターのマシンに追突。もう少しでリーのマシンの下敷きになるところだった。事故発生後、直ちに赤旗が出てレースは中止となっている。

現場からの第一報によれば、リーは事故の直後に意識がなかったようだが、病院で意識が確認されている。リーはかかとを負傷し、脊柱を4カ所骨折した。ツベーターも負傷のため病院へ運ばれたが、ピケに怪我はなかった。

モータースポーツは元来危険な競技であり、今回のような事故は今後も起こってしまうだろう。それでも、恐ろしい事故に巻き込まれたドライバーが3人とも命に別状はなかったという事実こそが、F3マシンの安全性を証明している。




By Jeremy Korzeniewski
翻訳:日本映像翻訳アカデミー