アストンマーティン、「ヴァンキッシュ・ザガート・コンセプト」をヴィラ・デステで公開
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アストンマーティンと、イタリアの名門カロッツェリアであるザガートがタッグを組んで作り上げた「ヴァンキッシュ・ザガート・コンセプト」が、5月21、22日にイタリア・コモ湖畔で開催された「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」で初公開された。

カーボンファイバー製ボディパネルを持つこのコンセプトカーは、1960年の「DB4GTザガート」から50年以上も続く、アストンとザガートとのコラボレーションによる5番目のモデルとなる。

テールライトはザガートの伝統的な丸型のデザインを踏襲しつつ、サーキット専用スーパーカー「ヴァルカン」と同じブレード状のLEDテクノロジーが採用されている。格納式スポイラーが組み込まれたリアのスタイリングは「DB11」を彷彿とさせるが、エキゾースト・テールパイプは4本。ボディ下部を取り囲むように1ピースのカーボンファイバー製パネルが装着され、ルーフの形状は1950年代からザガート・デザインの特徴として知られる「ダブル・バブル」となっている。

キャビンにはカーボンファイバーやレザーがふんだんに使われており、シートのサイド・サポート部に「Z」の文字をパターンにしたキルトが施されている。同様にヘッドレストにはエンボス加工で、センターコンソールにはステッチで、ザガートの頭文字があちらこちらに見られる。自然吸気V型12気筒エンジンはベースとなった「ヴァンキッシュ」の最高出力576psから、600psに引き上げられているという。

ザガートのアンドレア・ザガートCEOは、プレスリリースの中で「我々はアストンマーティンとの強力なパートナーシップを誇りに思います。そしてヴァンキッシュ・ザガート・コンセプトの製作は真の共有体験でした。これは50年以上続いているデザイン面での重要な関係の本質を表しています」と語っている。


By Greg Migliore
翻訳:日本映像翻訳アカデミー