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5月20日〜21日に東京・お台場で開催されている「VW Day 2016」の会場で、フォルクスワーゲン グループ ジャパンは「ザ・ビートル」の特別限定車「ザ・ビートル・デューン」を日本初公開した。20日より500台限定で販売される。



ザ・ビートル・デューンは、1960〜70年代に米国カリフォルニアで流行した「ビートル」のオフロード仕様改造車「デューン・バギー」や「バハ・バグ」と呼ばれるモデルをモチーフに、現行ザ・ビートルの車高を15mm引き上げ、ホイールアーチやボディ下部に黒い樹脂製のプロテクションモールを装着することで、ちょっとしたラフロードにも対応したモデル。フォルクスワーゲンではこの種のクロスオーバー風バリエーションを"クロスモデル"と呼んでいる。



個性的なボディ・カラーは「サンドストームイエローメタリック」。つまりメタリックの黄土色(黄砂色?)だ。ビートルのシェイプや、ボディに取り付けられたシルバーとつや消しブラックのアクセントによく映える。外光の下で見るとかなりの存在感だ。インテリアのステッチやインストゥルメントパネル、メーターパネルにも同系色が使われている。シートはコーナリングの横Gではなく荒れた路面の振動に対して身体をサポートするためにスポーツシートを採用。前後バンパーに装着されたシルバーのアンダーガードはちゃんと下側まで回り込んでいた。18インチのホイールに235/45R18タイヤを装着する。



並んでデモンストレーション走行を見せてくれた1974年型のバハ・バクと異なり、フロントに搭載されたエンジンは、日本仕様のザ・ビートルに初めて採用された1.4リッターの直列4気筒ターボ。最高出力150ps/5,000〜6,000rpmと最大トルク25.5kgm/1,500〜3,500rpmを発生し、デュアルクラッチ式7速DSGを介して前輪を駆動する。ちなみに車両重量は1,340kgと、1.2リッターのザ・ビートルより40kgだけ重い。2.0リッター・エンジンを積むスポーツ・グレード「ザ・ビートル ターボ」との中間に位置するわけだ。このエンジンにはアイドリング停止機構「Start/Stop システム」とブレーキエネルギー回生システムが組み合わされ、JC08モード燃費は18.3km/Lと、1.2リッター・モデルを凌ぐ。実は最もエコなザ・ビートルでもあるのだ。




気になる価格は321万9,000円。1.2リッター・モデルよりはだいぶ高いが、ターボより安い。何しろこの強烈な個性と存在感で、しかも日本に500台しかないのだから、オーナーは価格以上の満足が得られるのではないかと思う。ただ、記者の撮影した写真では微妙な色合いをお伝えできたとは言い難い。21日もお台場に展示されているので、お近くの方は実車をご覧になってはみてはいかがだろう? Every Little Thingの持田香織さんや、クルマ好きとして有名なテリー伊藤さんのトークショーも予定されているそうだ。

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