【ビデオ】ケーニグセグ「アゲーラ One:1」、最速タイム更新を目指してニュルブルクリンク北コースを走行中!
スーパーカー・メーカーなら達成したいと切望することの1つが、ニュルブルクリンクの最速ラップタイム記録だ。数多くのメーカーがこの伝説的サーキットで開発テストを行っていることは有名だが、4月に北コースの速度制限が解除されたことで、「グリーン・ヘル(緑の地獄)」の異名を持つ屈指の難コースに思う存分チャレンジできるようになった。

スウェーデンのスーパーカー・メーカー、ケーニグセグは早速、最高出力1,360ps誇る「アゲーラ One:1」をこの"ノルトシュライフェ(北コース)"に送り込み、2013年にポルシェの「918スパイダー」が叩き出した6分57秒という記録を追っている。2015年3月にVLN1(ニュルブルクリンク耐久シリーズ第1戦)のレース中に起きた重大な事故を受け、それ以降はコースの特定区間に速度制限が設けられていたため、ラップタイムの更新は事実上不可能となっていた。しかし、このオフシーズンにコースは改修が行われ、今年の4月2日に開催されたVLN1より速度制限は解除されている

ニュルブルクリンクで7分の壁を破った公道仕様市販車は、6分59秒73をマークしたランボルギーニアヴェンタドールSV」など、数えるほどしかない。日産「GTR NISMO」の記録は7分08秒679で、ケーニグセグが過去に記録した最速タイムは7分34秒ほどだった。アゲーラ One:1を作り上げたケーニグセグなら、過去の記録を30秒くらい縮めることもできるのではないだろうか。生産予定台数がわずか6台というこのスーパーカーはその名前が示す通り、最高出力と車両重量の比率を表すパワーウエイトレシオが1:1であることは有名だ。ケーニグセグ自社製のツインターボ5.0リッターV8エンジンは、3,000~8,000 rpmの回転域で驚きの最大トルク139.8kgmを発生する。

下にご紹介する映像には、アゲーラ One:1がニュルブルクリンク北コースを攻めている様子が収められている。サーキット走行中に素晴らしいサウンドが聞けることは言うまでもないが、コース外でアイドリングしているときでさえ、ただならぬ音を響かせている。



By Antti Kautonen
翻訳:日本映像翻訳アカデミー