ビュイックの新型「ラクロス」、ライバル達よりお手頃な価格は約360万円から
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ビュイックは、完全に設計し直された新型「ラクロス」の販売価格を発表した。その基本価格は他社の対抗モデルにも負けていない。同社の顧客向けウェブサイトを見ると、ベーストリム・モデルは3万2,990ドル(約362万円)からとなっており、またサイト上には「画像のモデルは4万5,560ドル(約500万円)」と追加装備したモデルの価格も掲載されている。

ビュイックは標準装備の詳細を明らかにしていないが、従来のハイエンドなオプションが標準で付くことは分かっている。例えば、Android AutoとApple CarPlayに対応した8インチのフルカラータッチスクリーンや、HIDヘッドランプなどだ。ゼネラルモーターズ(GM)の4G LTE Wi-Fiも無料で利用できる(最終的には1つのデータプランを契約し、その料金を支払うことになるが)。その他にもオプション装備として、アダプティブクルーズコントロール(ACC)のような嬉しい機能も用意されるだろうが、まだ公表されていない。

では、内部を見てみよう。新型ラクロスは全車に8速オートマチック・トランスミッションが採用され、3.6リッターV6エンジンが305hpを発揮する。キャデラック「XT5」から引き継いだこの新型パワートレインには「ストップ/スタート(アイドリングストップ)」と気筒休止システム(Cylinder Deactivation System: CDS)が標準装備されており燃費が向上しているはずだが、EPA(米国環境保護庁)の試験値を予測するのは時期尚早だろう。前輪駆動が標準だが、割り増し価格(未発表)で全輪駆動も選べるはずだ。

ビュイックによると、ラクロスのお手頃な販売価格は同社の「手が届く贅沢」に適っていると主張している。確かにそうだろう。3万2,990ドル(約362万円)ということは、3万3,550ドル(約368万円)のトヨタ「アバロン」より560ドル(約6万円)安く、他にも3万3,345ドル(約366万円)の日産「マキシマ」より355ドル(約4万円)、3万3,840ドル(約371万円)の起亜「カデンザ」より850ドル(約9万円)安いことになる。しかし、時代遅れのフォード「トーラス」なら2万7,985ドル(約307万円)で買えるため、唯一負けてしまう。とはいえ、前輪駆動のリンカーン「MKS」より6,945ドル(約76万円)安く、レクサス「ES」よりも6,060ドル(約66万円)安い。販売価格は比較する上で役に立つ材料だが、この比較はあくまで現状の話だ。詳細が完全に明らかになる来月まで待ち、その時にラクロスの価格が本当にお手頃なのかどうか、改めて検証することにしよう。



By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー