トヨタ、「FJクルーザー」の生産を今年8月で終了
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トヨタは今年の8月に、レトロなデザインのオフローダー「FJクルーザー」の生産を終了し、その10年の歴史に幕を閉じる。伝説的なFJ40型「ランドクルーザー」の現代版として、同社は2006年からFJクルーザーを製造して来た。

北米では、発売当初の興奮が過ぎ去った後になると売り上げは徐々に減っていき、2014年モデルイヤーをもって販売が既に終了している。FJクルーザーの忠実なファンがいるオーストラリアなどの市場では(生産国の日本でも)、現在も販売が続けられているが、ついに今年の8月には全ての市場向けの生産が終わることになった。

近年の自動車業界は、より落ち着いたクロスオーバーに重点を置くようになり、そんな中でFJクルーザーは突出してワイルドな存在になっていった。他のクルマでは行けないような所にも行けるし、特別な存在感も放っている。これまで高いリセールバリューを維持してきたのも不思議ではない。

ちなみに、最近になってギロチンに掛けられることになった純粋なオフローダーやレトロなスタイリングのSUVは、FJクルーザーだけではない。ハマーのラインナップはすべて廃止され、ランドローバー「ディフェンダー」は、後継となる新型が登場するまで生産が途絶えている。そのため、今はジープ「ラングラー」だけがこのジャンルで頑張る唯一のクルマとなってしまった。その次期型は果たしてどのようなスタイルになるのか、さらに期待が高まるというものだ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー