GM、燃費の誤表示を理由に3車種の販売を一時ストップ
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ゼネラルモーターズ(GM)は11日、シボレーGMCビュイックのディーラーに対し、在庫している3車種の大型SUVの販売を停止するように通達した。該当するモデルは、2016年型のシボレー「トラバース」GMC「アカディア」ビュイック「アンクレイブ」という、プラットフォームやパワートレインを共有するいわゆる兄弟車。これらの全車で、フロントガラスに貼られているEPA(米国環境保護庁)のラベルに表示された燃費消費率が、実際の数値よりも優れた数値を示していたことが分かったためだ。このところ、フォルクスワーゲン三菱自動車による燃費不正が発覚して問題となっているが、GMによれば今回の件はそれらと異なり、単なるラベルの印刷ミスであり、燃費テストにおいては何ら不正を行ってはいないという。印刷し直した新しいラベルは今週早々にディーラーに届く予定で、その後は3モデルの販売や納車ができるようになる。

これら3モデルの公式燃費消費率は全て同じで、4輪駆動モデルの正しい数値は市街地15mpg(約6.4km/L)、高速道路22mpg(約9.4km/L)、複合17mpg(約7.2km/L)となる。しかし、ラベルの表示はそれぞれ、17mpg(約7.2km/L)、24mpg(約10.2km/L)、19mpg(約8.1km/L)となっていた。同様に前輪駆動モデルの表記も誤っていたため、合計で5万9,823台に影響が及んだという。

自動車業界のニュース・サイト『Automotive News』によると、GMは通達の中で「不注意によるミス」から生じた問題だと述べているという。GMは現在、EPAと共に問題の解決に努めている。


By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー