アウディCEO、2018年から毎年新たな電気自動車を発売していくと発表
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アウディは、あの不幸なディーゼル排出ガス不正問題を受けて、ラインナップに電気自動車(EV)を加えるという積極的(かつ恐らく必死)な計画を予定している。アウディのルパート・スタッドラーCEOは今月12日にドイツ・インゴルシュタットで行われた同社の年次株主総会でその計画を発表した。

スタッドラーCEOは「2018年からアウディは毎年EVを発売します」と発表。これはアウディ・オブ・アメリカのスコット・キーオ社長がAutoblog米国版に2025年頃までにアウディの4分の1はプラグイン車になると語って以降、我々がEVについて聞いた最も飛躍的な発表だ。

アウディは待望の完全なEVとなる新型クロスオーバー車を皮切りに、電動化計画を進めていく。キーオ氏から聞いた話によると、このクロスオーバーは2015年のフランクフルト・モーターショーで初公開された「e-tron クワトロ・コンセプト」がベースになるようだ。そして今年1月に、アウディは「e-tron クワトロ」の市販モデルを2018年からベルギーのブリュッセル工場で生産開始すると発表した。アウディはこのe-tron クワトロに採用するバッテリーが、500kmの航続距離を確保できるとしている。

もちろん、我々が本当に知りたいのは、アウディが2018年以降に発表するEVについてだ。テスラの「モデル3」に対抗する完全なEV版「A4」を発売するのだろうか? 「モデルS」に対抗する「A7」のe-tronは? それともアウディはテスラがまだ開拓していないセグメントに向けてEVを作るのか? これらの疑問が明らかになるまで、まだ数年は掛かりそうだ。

このEV計画のほか、スタッドラー氏は次世代のアウディ「A8」を2017年に発表することも明らかにした。この新型ラグジュアリー・セダンは60km/hの速度まで自動走行が可能になると報じられている。そして、同氏は2025年までに"完全自動運転車を実現"したいと語っている。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー