日産、市場で最もお求めやすい価格の新型家庭用蓄電池「xStorage」を発表
日産は「市場で最もお求めやすくなるように開発した」という新型の家庭用蓄電池「xStorage」を発表した。欧州では容量4.2kWhタイプの価格が取り付け費用込みで4,000ユーロ(約50万円)からとなっている。競合するテスラの家庭用蓄電池「パワーウォール」は6.4kWhで3,000ドル(約33万円)、取り付け費用を入れると合計7,000ドル(約76万円)になる。日産は今年9月の発売から5年間で50万台のxStorageを販売する予定だ。

xStorageには多くの利点がある。まず、電力の消費が少ない最も電気料金の安い時間帯に充電しておくことができ、顧客は電力不足で電気の価格が上がったときに蓄電しておいた電力を家庭で使用したり、あるいは転売してお金を得ることもできる。xStorageは完全一体型の蓄電地で、スマートフォンの専用アプリを利用して離れた場所から簡単に操作やモニターが可能だ。日産は自社の電気自動車「リーフ」の充電に顧客がxStorageを使用することを想定しており、取り付け場所はリビングルームではなくガレージが多くなりそうだ。

イートン社と共同開発したxStorageは、現在欧州の顧客向けのみに販売されており、米国や日本で販売する具体的な計画はまだない。しかし、日産が既にテスラのパワーウォールが販売されている米国への導入を考えるのは、xStorageのEUにおける売上げ次第ということになるだろう。


By Antti Kautonen
翻訳:日本映像翻訳アカデミー