ロサンゼルス市警、テスラ「モデルS」のパトカーを本格導入することに躊躇
ロサンゼルス市警察(LAPD)が、電気自動車のテスラ「モデルS」をテスト導入してから約1年が経つ。しかし、LAPDはまだ購入を渋っているという。その理由はクルマの価格だけでなく、大規模な停電の際に使用できなくなる恐れがあるため、米国で最高にクールなパトカーの導入に踏み切れずにいるとのことだ。米国のニュース専門放送局CNBCによると、「LAPDが初めにモデルSに興味を示したのは"追跡性能が高いクルマ"だから」だったという。

テスラ昨年、LAPDに2台のモデルSを提供している。今になってLAPDのVartan Yegiyan局長は、「モデルSをパトカーに使用することはまだ実用的とは言えない。しかし今後3~5年の間には、自動車産業が電気自動車化に進むだけでなく、クルマの価格が下がるだろう。また、より多くのモデルが発売され、電気の供給や送電網も強化されるだろうし、EV充電ステーションが増えるだろう。そういう状況になるまで、我々は学習をして、そのプロセスに貢献しよう」とCNBCに語ったのだ。

テスラはこの件に関してはコメントしていないが、LAPDは将来的にテスラや他のプラグイン車を取り入れる可能性はあると述べている。昨年、この試験的導入が開始された時、ロサンゼルスのエリック・ガルセッティ市長は「ロサンゼルスでは160台の電気自動車(EV)をリース契約し、市の他の部門で使用する」と語った。また、LAPDに23台の電動スクーターと3台の電動バイクが導入された際に、LAPDのCharlie Beck長官は「電動車両の使用によってLAPDは持続可能な社会に導く法務行政機関の1つとなり、同時に経常費を削減できることを誇りに思う」と語っていた。


By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー