ドナルド・トランプ氏の顔を描いたランボルギーニ「アヴェンタドール」がスーパーカー・ラリーに出場
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大統領選挙を控えて盛り上がる米国では、お気に入りの候補者のステッカーをクルマのバンパーに貼って支持を表明する有権者もいれば、自分が支持する候補者を秘密にしておく(あるいは少なくともクルマに貼ったりはしない)有権者もいる。ところで、このランボルギーニ「アヴェンタドール」を見ていただきたい。米国大統領選挙についてあなたがどう考えようと、候補者をテーマにしたクルマを作ることが名案とは言えないということに同意していただけると思う。

このランボルギーニのワンオフ・モデル(であることを願う)は元来、最高出力700psを誇るスーパーカー、アヴェンタドールだった。しかし今は、フロリダ州のカーラッピング専門店「Superior Auto Design」による特別なラッピングが施され、ドナルド・トランプ氏の顔写真と彼のスローガンを喧伝するクルマに変身した。赤、白、青に塗られたボディには星が散りばめられ、ボンネットにはトランプ氏の顔、そしてクルマ全体には有名な決め台詞「you're fired!(お前はクビだ!)」や「Trump Train(トランプトレイン)」、「Make American GR8 Again!(米国を再び偉大な国に!)」といったフレーズが描かれている。

もしあなたが、例えばジープ「ラングラー」などの米国製のクルマではなく、このようにランボルギーニを使ってトランプ氏への支持を宣言するのは少し奇妙だと感じたとしたら、それは当然と言えるだろう。この共和党の最有力候補は、米国の自動車メーカーが生産を国外へ移すことを非難しており、再三にわたりメキシコに工場を持つフォードを批判している。もちろんランボルギーニはイタリア製のクルマだ。しかし、トランプ氏は過去にランボルギーニを少なくとも1台は所有していたことがある

トランプ氏のラッピングを施したこの"トランプヴェンタドール"は、スーパーカーで長距離を走行するイベント「ゴールドラッシュ・ラリー 2016」に参戦するという。同ラリーは、5月13日にボストンを出発し、ワシントンDC、シャーロット、ナッシュビル、コロラドスプリングス、ソルトレークシティー、ラスベガスを経由して、21日にロサンゼルスに至る道程となっている。上記のどこかの都市で同ラリーを観戦する予定があり、"トランプヴェンタドール"を一目見たいと思う人はしっかり目を見開いておこう。そして、見たくない人はしっかり目を閉じていよう。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー