ボルボ・トラックを使った個室付き夜行バスが運行開始 サンフランシスコ〜ロサンゼルス間の運賃は約5,200円
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新しいタイプのバス・サービスが、カリフォルニア州の二大都市間を移動する旅行者向けにスタートした。「スリープバス」という名称だが、同社が実際に使っているのはバスではなく、個室の装備された長いトレーラーに連結されたボルボ・トラックだ。

各個室には利用者が自身の電子機器を使用・充電できる電源や、車載Wi-Fi、座って作業できるデスク、コーヒーや紅茶が備えられ、さらに荷室には3つの手荷物や自転車まで収納できる。乗車時間は約7時間。ロサンゼルス国際空港(LAX)~サンフランシスコ国際空港(SFO)までの平均飛行時間である1時間20分に比べると、チェックインやセキュリティ・チェック、トランジットなどにかかる時間を考慮しても、確かに長い。だが、スリープバスは夜通しかけて走るため、一方の都市を午後11時に出発すれば、翌日午前6時には終点に到着している。さらに、もう少し眠っていたければ、7時30分までバス内に残っていてもいいのだ。限られた休日の中、睡眠時間を移動時間に当てれば、効率的な西海岸旅行ができる。

現在の情報では、運賃は片道48ドル(約5,200円)で、サービスが軌道に乗れば65ドル(約7,100円)に値上げされる予定だとか。それでもサウスウエスト航空のような格安航空会社を探して最安値の航空運賃を支払うより、さらに安く上がる。サンフランシスコのカルトレイン発着駅や、ロサンゼルスのサンタモニカ ピアなど乗降場所の利便性も考えると、少なくとも高速列車が完成するまでは、スリープバスはグレイハウンドバスより快適な空の旅の代案として利用できそうだ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー