次期型ジープ「ラングラー」は、300馬力の新型4気筒ターボ「ハリケーン」エンジンを搭載
フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は、かなり前から新しい2.0リッター直列4気筒ターボチャージド・エンジンの開発に取り組んでいる。「ハリケーン」と呼ばれるこのエンジンの最高出力はおよそ300hpで、まずは次期型ジープ「ラングラー」に採用されることになりそうだ。

アルファ ロメオ「4C」に搭載されている、FCA製エンジンの中でも排気量あたりの出力が高い1.75リッター・エンジンが1リッターあたり約136hpであるの対し、小型ながら強力なパワーを発揮するハリケーン・エンジンは150hpとこれを凌ぐ。ちなみに、フォードの最も新しい2.0リッター4気筒エコブースト・エンジンの最高出力は"たったの"245hp(122.5hp/L)だが、メルセデスAMGの「A 45」や「CLA 45」に搭載された最新の2.0リッター4気筒ターボは375hp(187.5hp/L)を発揮する。

小さなエンジンからこれほどのパワーを引き出すため、ハリケーンにはツインスクロールターボと可変バルブタイミングが採用されるようだ。コンパクトなスポーツ・モデルにとって理想的なエンジンだが、自動車メディア『Automotive News』によれば、ハリケーンが最初に搭載されるのはSUVの新型ラングラーになりそうだという。現行型ラングラーに搭載されている3.6リッター「ペンタスター」V6エンジンの最高出力は285hpと、ハリケーンと大差ない。しかし、より小型のアルミニウム製エンジンに8速ATを組み合わせた新型ラングラーなら、大幅な燃費改善が期待できるだろう。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー