ドンカーブートがロータス「セブン」を独自に進化させた「D8 GTO-RS」を発表
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ドンカーブートが、ますます強烈になった「D8」を引っ提げて帰ってきた。「D8 GTO-RS」と名付けられたこのニュー・モデルは、コーリン・チャップマンが考案したオリジナルの設計を取り込みつつ、いっそうアグレッシブな方向に進化している。

ドンカーブートという名前を聞いたことがないという人がいても仕方ないだろう。ニッチな市場向けにスポーツカーを生産しているこのオランダの自動車メーカーは、ケータハムやウエストフィールド同様、1978年からロータス「セブン」の後継バージョンを作り続けている。1996年には搭載するエンジンをフォード製からアウディ製に切り替え、2003年には「D8」を発表。その後もドンカーブートのモデルは進化を続け、今やニュルブルクリンクでのラップタイムは常に7分20秒を切るまでになっている。

ベースとなっている「D8 GTO」と同じく、新型のRSバージョンもインゴルシュタット発のアウディ製2.5リッター直列5気筒ターボ・エンジンを搭載。さらに、ローンチコントロールや自動ブリッピングのような最新機能を装備し、最新排ガス規制「EURO6」に適合するなど、ボッシュ社によって最適化と性能向上が図られている。詳細なスペックはまだ明かされていないものの、既にドンカーブートがこのエンジンで最高出力380psを達成していることを考えると、アウディが新型「TT RS」のために400psにまで引き上げたバージョンが搭載されても不思議ではない。

また、ドンカーブートによると、新しいサスペンションによってトレッドは拡がり、新開発されたブレーキ・システムで制動力も強化されているという。さらに内外装の製造品質や仕上げが向上し、技術的にも機能的にもパフォーマンスのレベルアップが随所に見られるそうだ。2016年夏に15万1,173ユーロ(約1,870万円)という価格で発売される予定だが、生産台数はわずか限定40台のみで、そのうち21台は既に予約済みとのこと。詳細が気になる方は、公式サイトをご覧いただきたい。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー