【ビデオ】フォルクスワーゲン「ゴルフGTI クラブスポーツ S」が、ニュルブルクリンクで市販前輪駆動車最速を記録! 
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これまで最もお気に入りのクルマがフォルクスワーゲン「ゴルフ GTI」だった人も、今後は限定仕様の「ゴルフ GTI クラブスポーツS」になるはずだ。フォルクスワーゲン(VW)は、例年オーストリアのヴェルターゼーで開催されるGTIミーティングで、魅力溢れるこの新型モデルを発表した。

まず、その2.0リッター直列4気筒ターボ・エンジンは、VWのモータースポーツ部門がTCRインターナショナル・シリーズ参戦用に開発したレースカー「ゴルフ GTI TCR」に由来し、レース用の最高出力330ps、最大トルク41.8kgmから、公道用市販モデルのために310psと38.7kgmにデチューンしたものだ。VWによれば、これはゴルフ GTIのエンジンを「技術面のみ」ベースとしているそうで、単にブーストアップで出力を高めただけではないらしい。0-100km/h加速は5.8秒と、標準モデルのゴルフ GTIより0.7秒短縮されている。トランスミッションはマニュアルのみで、重量を抑えるために3ドア仕様となっている。さらにVWは後部座席も除去することで、車両重量を1,360kgにまで削減した。これは日本仕様のゴルフ GTIと比べると30kgほど軽い。

さて、このパワフルなエンジンと軽量化されたボディが、あの伝説的なニュルブルクリンク北コースを走るとどうなるか。結果は文末にご紹介する動画を観れば分かるように、7分49秒21というラップタイムを達成。ホンダの「シビック タイプR」が記録した7分50秒63を凌ぎ、市販前輪駆動車最速の称号をものにした(編集部注:ただしニュルブルクリンクはホンダの挑戦後、コース改修が行われたので直接比較はできないと思われます)。これには、アダプティブシャシーコントロール"DCC"をレース用のセッティングにしたことや,ミシュラン製の公道走行可能なレース用タイヤ「Sport Cup 2」が貢献しているという。

VWの広報によれば、クラブスポーツSは「世界中で400台の限定販売となる見込み」とのこと。果たして日本もVWの言う「世界中」に入るのか。もし導入されるなら、何台が販売されるのか。フォルクスワーゲン グループ ジャパンの頑張りに期待しよう。





By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー