【ビデオ】年配の女性がテスラ「モデルS」の自動運転機能にパニック寸前!
新しく時には驚異的にさえ思える技術を受け入れるのは、誰にとっても簡単なことではないが、特に年配者となるとさらに難しくなるだろう。その事実を完璧に証明したのが、テスラのオーナーでYouTubeユーザーのウィリアム・リマー氏だ。70歳になる母親に自分が新しく購入したテスラ「モデルS」を運転させ、その様子を公開したのだ。リマー氏の母親はこの新車を機嫌よく運転していた。息子がクルマのオートパイロット・システムを作動させるまでは。

米国の情報サイト『Metro.us』は、リマー氏がテスラのオートパイロットにパニック寸前で怯えている母親を撮影したと伝えている。ビデオでは、クルマの操作ができるように戻してくれと懇願している母親の姿が映っており、彼女は明らかにこの全ての状況に対し、かなり不快な様子だ。リマー氏は「テスラに自動運転させる母」と題したこの動画を米国のニュース投稿メディア『Reddit』に投稿、ネット上で急速に広まったが、同氏はその後、このビデオを非公開にしている。

電気自動車や電動バイクのニュースを配信するウェブサイト『Electrek.com』のフレッド・ランバート氏はこのビデオを転載し、内容について「母親のリアクションは少々"やらせ"に見えないこともない。ただ、撮影者のリマー氏も意地悪だったと思う。推奨されているように、母親にハンドルに手を添えておくよう伝えるべきだった。これは安全性の面からだけではなく、オートパイロットの操作に身を委ねる際に、気持ちを落ち着かせるためでもある」と述べている。

ランバート氏の見解は正しいだろう。クルマの操作は実際に放棄するべきではなく、恐ろしい結果を招くことになるかもしれない。オートパイロットが利用できるようになった直後、YouTubeユーザーのRockTreeStarは、自動運転モードのモデルSに殺されそうになったと語っている。何が起こったかというと、彼がハンドルから手を放した状態でカーブのある道路を走行しているときに、クルマが対向車線を走るクルマをカーブの基準にして曲がろうとしたというのだ。自動運転の技術はまだ完全なものではない。テスラはオートパイロットシステムが作動中でも、両手をハンドルに添え、常に状況に注意するよう推奨している。



By:Jason Marker
翻訳:日本映像翻訳アカデミー