Autoblogの記者たちが、自分好みの新型フェラーリ「GTC4ルッソ」をコンフィギュレーターでカスタマイズ
歴史的に見ると、フェラーリといえば赤色のイメージがある。だが、新型「GTC4ルッソ」は伝統的なフェラーリとは異なっている。4輪駆動でハッチバック・スタイルを持つこのクルマを創設者のエンツォ・フェラーリが見たら、さぞかし驚嘆することだろう。この新型車は、実のところこれまでの「FF」に改良を施し、さらなるパワーと4輪操舵システム、そして往年の名車を思い起こさせる名前を与えたモデルだ。フェラーリの公式サイトでコンフィギュレーターが公開されたことから、Autoblogの記者たちが早速、各自の理想の1台を作り上げてみた。まずは我々のお気に入りのカスタマイズをご覧いただき、それから是非、あなただけの完璧なGTC4ルッソもデザインしてみてほしい。

Autoblogの記者たちが、自分好みの新型フェラーリ「GTC4ルッソ」をコンフィギュレーターでカスタマイズ
Jeremy Korzeniewski(コンシューマー・エディター)
想像力が乏しいことは認めよう。だが、フェラーリはやはり赤であるべきだ。そして、名誉ある跳ね馬の黄色いエンブレムはできるだけたくさん装着したい。ゴールドのブレーキ・キャリパーもとてもクールだ。インテリアは、ダッシュボード上部とコンソールの黒に合わせて、レザーとアルカンターラはTortora(グレージュ)とRosso(赤)を選択。タコメーターは黄色にして、エクステリアとの統一感を出した。助手席前には「パッセンジャーディスプレイ」を追加したから、同乗者も高回転のイタリアン・スーパーカーに乗っている実感が増すだろう。4人が乗れる空間なので、パノラミックルーフで室内を明るくしている。もちろん、窓はできるだけ開けておき、オプションの「スポーツ・エキゾーストパイプ」が奏でる音を存分に楽しみたい。


Alex Kierstein(シニア・エディター)
私は伝統的なフェラーリの主流から外れたモデル、特に青いボディの大型グランド・ツーリングカーが大好きだ。以前、青い「250GT ルッソ」を見たことがあり、それが脳裏に焼き付いているのだ。また、乗馬用の鞍や非常に柔らかいグローブを思わせる、深い自然な色合いのレザーも大好きだ。ありがたいことに、GTC4ルッソは伝統的なフェラーリとは全く異なったモデルなので、Blu Pozzi(濃紺)のボディにCuoio(革色)のレザー、そして青のカーペットとステッチが素晴らしく映える。アルミニウム色にしたタコメーターもいい感じだ。特に気に入ったのはオプションに消火器が用意されていること。選ばないわけにはいかないだろう。


Greg Migliore(シニア・エディター)
私のGTC4ルッソでは、現代風のスタイルと歴史に対する敬意を組み合わせてみた。ブラックの20インチ鋳造ホイールとカーボン・ファイバー製ハブ・キャップは、まさしく現代的な洗練だ。ボディカラーをRosso Dino(ディーノの赤)にしたのは、フェラーリの長い歴史に対する私の執着の表れである。ホイールに合うようダークエッジのグリルを選び、象徴的な楯型のバッジが自分のクルマにも欲しくて、スクーデリア・フェラーリのエンブレムを加えた。車内は、ダークカラーのインテリアに、赤のカーペットとステッチをアクセントとし、「Apple CarPlay」と「パッセンジャーディスプレイ」も追加している。私はコンフィギュレーターで時々、完全に空想的な組み合わせにしてみることもあるが、今回は本当に自分の好みにあった設定にした。


David Gluckman(エディトリアル・プログラム・マネジャー)
フェラーリの伝統的な赤色が並んでいると思って"歴史的"というカラーパレットを選んでみたら、その中にVerde British(ブリティッシュ・グリーン)という名前の色を発見。場違いな感じに苦笑しながらその色を選んだ。深みのある緑色は、このクルマによく似合う。外観はシンプルにまとめた。最近のフェラーリにはクロームが似合わないため、標準のホイールを選択。ブレーキ・キャリパーはグレー・シルバーストンにして、フェンダーには「スクーデリア・フェラーリ」シールドを追加した。タン系のインテリアにはほとんど手を加えていないが、赤いステッチを施し、ヘッドライナーもタン系のカラーで統一した。"普段使い"のフェラーリ(もし、そんなものがあるならば...)にするため、オプションで「サスペンションリフター」を装備。これに伴いアダプティブ・ヘッドライト・システムの装着が必須となる。当然ながら「スポーツ・エグゾーストパイプ」に変更し、「Apple CarPlay」(これがオプションであることには驚いた)と気の利いた「パッセンジャーディスプレイ」を追加。「スポーツ・エグゾーストパイプ」が良い音を奏でてくれるだろうから「ハイパワーHi-Fiシステム」は不要だ。

余談になるが、このコンフィギュレーターにある"リフレクション"機能は気に入った。太陽のマークをスライドさせると、塗装の反射具合を確認できる機能だ。他のほとんどのコンフィギュレーター同様に塗装を正確に再現しているとは言えないかもしれないが、よくできた機能だ。


Brandon Turkus(アソシエイト・エディター)
GTC4ルッソはフェラーリには違いないが、派手に存在を主張するフェラーリではない。それは「488 GTB」に任せよう。GTC4ルッソの購入者は洗練された上品な人に違いないから、当然クルマも見合ったものにするべきだ。そこで僕が選んだボディ・カラーは限りなく黒に近いブルー、Blu Pozziという色。しかし、ビジュアル面で派手さが全くないとは言えず、キャリパーはゴールドを選択。そしてフェラーリをフェラーリたらしめるフェンダーの「シールド」も追加した。さらに、見た目が気に入ったので20インチ鋳造ダイヤモンドホイールを選んだ。

インテリアはCuoioを基調にしつつ、シートベルトは青、そしてシートのレザー・インサートやセンター・トンネル・カラートリム、ヘッドライナーなど可能な部分はBlue Medioにした。インテリアとエクステリアが非常によく調和して、繊細で落ち着いた雰囲気に仕上がった。それになぜだか分らないが、タンとブルーで整えられたキャビンは僕にとってイタリア車の定番イメージなのだ。

追加オプションはV12エンジンがいい音を奏でるよう「スポーツ・エグゾーストパイプ」を選択。さらに「Apple CarPlay」を追加しステレオもアップグレードした。このクルマもやはりフェラーリであることに違いはないので、オプションの消火器も備えておきたい。


Hirokazu Kusakabe(Autoblog 日本版)
Alexが言うように、2シーターのベルリネッタと違って4シーターのフェラーリは伝統的にブルーのボディ・カラーが似合うと思う。ただし、現行のGTC4ルッソはエレガンスよりアグレッシブさが強いから、明るい「ツール・ド・フランス」と呼ばれるブルーを選び、フランスの地名にちなんでボルドーの内装を組み合わせた。ヘッドレストにはボディ同色の青い糸で跳ね馬の刺繍を入れよう。標準のホイールではボディのアクの強さに負ける気がするため、スポーツリムのダイヤモンド仕上げを選択。周囲の人にこれもフェラーリだと分かってもらうため、フェンダーに黄色いスクーデリアの楯を付ける。ホイールキャップまで黄色だとくどいからカーボンにした。そして真後ろを走るクルマから単なる大型のハッチバック車だと思われないように、スポーツ・エキゾーストパイプとイタリア国旗のバッジも付ける。フェラーリのコンフィギュレーターは選択肢が多くて実に楽しい。連休中に皆さんもぜひ遊んでみてください。

フェラーリ公式サイト:GTC4ルッソ コンフィギュレーター


By Autoblog Staff
翻訳:日本映像翻訳アカデミー