インフィニティ「QX スポーツインスピレーション」コンセプトは、次期型「QX50」になるか?
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日産は25日、北京モーターショーインフィニティ・ブランドのコンセプトカー「QX スポーツインスピレーション」を公開した。「インフィニティが描く中型プレミアムSUVのビジョンを示唆」するというこのコンセプトカーは、最新モデルの「QX70」よりもずっと小さなサイズであり、最近アップデートされたばかりとはいえ、「QX50」(日本名:日産「スカイライン クロスオーバー」)の次期型を示唆するものと思われる。

我々がそう考える根拠は寸法だ。QX スポーツインスピレーションは、全長4,600mm × 全幅1,900mm × 全高1,650mmというサイズでホイールベースが2,800mm。一方、2016年モデルのQX50は、全長186.8インチ(4,745mm)、全幅71インチ(1,803mm)、全高が62.7インチ(1,592.5mm)、そしてホイールベースは113.4インチ(2,880mm)だ。このコンセプトカーはフロントとリアのオーバーハングが極端に短く、市販モデルへ反映されるとは考えにくい。そこで全長は別としても、ホイールベース、全幅、そして最も重要であろう全高が、QX50と非常に近いことに注目したい。

これに加え、QX スポーツインスピレーションのスタイリングを見ても、QX50の次期モデルとなることは十分に考えられる。先日もお伝えしたとおり、高いベルトライン、引き締まったグリーンハウス、長さのあるボンネット、そしてアグレッシブなヘッドライトは、QX50とQX70に共通する特徴だ。

インフィニティは、このコンセプトカーに搭載されているエンジンについては詳細を明らかにしていない(もしエンジンがあればの話。エンジンを積んでいないモックアップの可能性もある)。ただ、パフォーマンス重視のエンジンが搭載されることは、ほぼ間違いないだろう。それは新たな市販モデルのQX50が登場する時に証明されるはずだ。恐らく「Q50 レッド・スポーツ400」や新型「Q60」のように、このところ急速にお馴染みになりつつある新型3.0リッターV6ツインターボ・エンジン、7速AT、全輪駆動の組み合わせになるのではないかと思われる。このエンジンには最高出力300hpと400hpの2タイプがあるため、QX50のラインナップでは2つのグレードが用意されることになるだろう。

これは確かに先走り過ぎた予想かもしれない。QX スポーツインスピレーションは、今のところコンセプトでしかない。しかし、インフィニティが北京モーターショー2016で発表した最新情報は、同社のCUVラインナップが近く4車種になるであろうことを強く裏付けるものである。


By Brandon Turkus
翻訳:日本映像翻訳アカデミー