マセラティ、2018年までに「アルフィエーリ」と次期型「グラントゥーリズモ」を投入
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マセラティは、次期型「グラントゥーリズモ」を2017年に、そして新型クーペ「アルフィエーリ」(上の写真はコンセプトモデル)を2018年末までに市場に投入する予定であると、オーストラリアの自動車情報サイト『Drive』が報じている。2014年に同社が発表した5カ年計画では、アルフィエーリが2016年に、グラントゥーリズモが2018年に登場する予定だったが、若干の変更があったようだ。

フル4シーターを備える(名前の通りの)グラントゥーリズモに対し、ニューモデルのアルフィエーリはそれより一回り小さな2+2シーターのスポーツカーとなる。もちろん、最大の仮想的はポルシェ「911」だろう。このアルフィエーリにはマセラティの現行モデルのシャシーを改良したものが採用されるが、アルミニウム製パーツを多用することで軽量化を図るという。マセラティ社エンジニアのDavide Danesin氏は「現在、ギブリクワトロポルテレヴァンテがアーキテクチャを共有している。アルフィエーリでは、ベースは共通でもよりスポーティーなアーキテクチャを実現するため、開発を一歩進める必要があるだろう」と『Drive』に語っている。

また、アルフィエーリとグラントゥーリズモは、マセラティの最新エンジンとなるV6およびV8ツインターボを搭載するとみられている。しかし、駆動するのは後輪のみで、同社としてはこれらのモデルに4輪駆動は相応しくないと考えているようだ。「次のスポーツカーについていえば、そのスタイルに4輪駆動が最適だとは思えない。将来的には4輪駆動のスポーツカーを開発するソリューションも見つかるだろうが、それは我々が今取り組んでいることではない」とDanesin氏はコメントしている。

2014年に発表されたコンセプトカーのアルフィエーリが素晴らしかっただけに、その市販化が遅れるに連れて失望感は拡がっているが、少なくとも計画は進行中であるらしい。最近の噂では、中国市場の減速の影響を受けて、このスポーツクーペは市販化が先送りになっているといわれていた。今年3月のジュネーブ・モーターショーでは、マセラティのハラルド・ウェスターCEOも同車の今後についてコメントを避けたものの、先に登場するのはグラントゥーリズモの方だと述べている。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー