北京モーターショー2016 の事前予告にて、「新たなモデルを発表する」としていた日産自動車株式会社(以下、日産)は25日、新型「ティーダ」を中国で初公開した。
また、新型「マキシマ」を同日より発売、同国若者の嗜好やライフスタイルに応える商品ラインアップを強化する方針を発表した。

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また、日産は同ショーにて中国では初公開となる未来の電気自動車と自動運転を具現化したコンセプトカー「ニッサン IDS コンセプト」を出展し、同社が掲げる「ゼロ・エミッション」、「ゼロ・フェイタリティ」の実現へ向けた「日産インテリジェント・モビリティ」の考え方を改めて提示した。

日産は、ルノー・日産アライアンスとして、2020年までに中国を含む世界の主要マーケットで自動運転技術を 10モデル以上に採用する計画を発表している。

日産でグローバルマーケティング&セールス担当の副社長:ダニエレ スキラッチ氏は、プレスカンファレンスで以下のように述べている。
「日産が描く未来のビジョンは、とてもワクワクするものです。そこでは、ゼロ・エミッション、ゼロ・フェイタリティが実現され、人とクルマの関係が真のパートナーとなるでしょう。『日産インテリジェント・モビリティ』は単なる"ビジョン"ではありません。これは現実になるのです」

また日産は、同日、北京の清華大学との連携を強化し、「日産インテリジェント・モビリティ」とその関連技術の研究開発を進めていく旨をあわせて発表した。


■新型ティーダ
25日より予約注文の受付を開始した新型「ティーダ」。
ダイナミックな Vモーショングリルや流線型のボディといった、若者世代が好む外観デザインを採用し、さらに前型に比べ、エンジンやトランスミッション、安全性能も改良・強化した。


また、室内空間がさらに広くなり、快適性も高めた。
同車は、「日産インテリジェント・モビリティ」の 3 つの領域、「インテリジェント・ドライビング」、「インテリジェント・パワー」、「インテリジェント・インテグレーション」のすべてを具現化したモデル。

「インテリジェント・ドライビング」の領域では、「エマージェンシーブレーキ」、「車両逸脱警報」、「後側方車両検知警報」などの安全技術を多数搭載。
また、「インテリジェント・パワー」の領域では、改良されたエクストロニック CVT やアイドリングストップシステムと連動した 1.6 リッターのHR16DE エンジン搭載により、5.3L/100kmの低燃費を実現している。
さらに、「インテリジェント・インテグレーション」の領域では、様々な媒体をクルマに接続し、7 インチのオーディオディスプレイを活用してインフォテインメントシステムを楽しむことができるなど、高い利便性を実現した。


■新型マキシマ
Nissan MAXIMA
2015 年広州国際モーターショーにて中国初公開されて以来、「マキシマ」は、洗練されたスポーツカーのような外観デザインや高い走行性能、多くの先進技術の搭載により同国のヤングエリートたちを魅了し、高い関心を集めてきた。
若者をターゲットにした東風日産の「Young Nissan」戦略を体現した主力モデルとして、「マキシマ」は、「エマージェンシーブレーキ」や「後側方車両検知警報」、「車両逸脱警報」、「アラウンドビューモニター」など、「日産インテリジェント・ドライビング」につながる数多くの最先端の安全技術を搭載している。
25日より、販売を開始。販売価格は、23万4,800人民元(約 399万1,600円)から。


■ニッサン IDS コンセプト
Nissn IDS Concept1回の充電で最大 550km(NEDC モード)という航続距離を可能とする60kWhの大容量バッテリーを搭載。
スマートフォンやタブレット操作によるリモート駐車(パイロットパーキング)やワイヤレスで充電できる非接触充電などの先進技術により、あらゆる場面での自動運転を実現する。


スキラッチ氏は、
「ムラーノ、キャシュカイ、ラニア、マキシマ、そしてティーダという、人気の新型モデルの投入が続く中国市場は、日産のグローバル展開にとって重要な役割を持ち続けます。昨年度、東風日産は史上最高の年間販売台数を達成しました。将来の見通しも明るいものと考えています」
と述べた。

注:円貨額は、1人民元=約17円で換算。


■日産 公式サイト
http://www.nissan.co.jp/