ボルボ、2025年までに100万台の電動化された自動車を生産予定
2010年に中国資本に買収されたことは、ボルボにとって良かったようだ。このスウェーデンの自動車メーカーは、2015年に世界市場で前年比8%増となる50万台以上を売り上げたと発表している。だが、同社が現在目指しているものは電気自動車だ。2025年までに(年間ではなく)累計で100万台の"電気化"したクルマを生産する計画を立てているという。

ボルボは、ラインナップの各モデルに少なくとも2種類のハイブリッド仕様を用意し、最初の完全な電気自動車は2019年に発売を予定していると発表。同社のホーカン・サムエルソンCEOによれば、意図的に目標を高く掲げたそうだ。「大きな挑戦となるが、電動化する自動車界の最前線に我が社が立つことを望んでいる」と述べている。

電動化への転換はまだ始まったばかりだ。2015年9月、世界中で販売されたプラグイン車(プラグインハイブリッド車と電気自動車)の台数が100万台に達した。その約3割が米国で販売されている。間違いなくこの数字はこれからも伸び続けるだろう。その100万台のうち、半分が2014年7月以降に販売されているのだ

ボルボは電動パワートレインへ移行するために、2種類の新しいプラットフォームを開発した。「SPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャ)」と「CMA(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャ)」だ。これらはいずれも、ハイブリッドと電気モーターのみの両方に対応している。SPAは大型の90シリーズや60シリーズ向けで、CMAはより小型の40シリーズ向けに開発された。現在、ボルボのハイブリッド・フラッグシップモデルに採用されているパワートレインは、ターボチャージャーとスーパーチャージャーの両方を備えたプラグインハイブリッドの「T8 Twin Engine」で、ガソリン・エンジンと電気モーターの合計最高出力は400馬力になる。


By Antti Kautonen
翻訳:日本映像翻訳アカデミー