ジャガーのデザイン・ディレクター、イアン・カラム氏がステーション・ワゴン廃止の可能性を示唆
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ジャガーのワゴンが気に入っていて、さらなるラインアップの充実を密かに願っている人に、残念な知らせが届いた。ジャガーのデザインディレクターを務めるイアン・カラム氏によれば、日本や北米に導入されないだけでなく、今後はワゴン自体の生産もなくなるという。

カラム氏は、「ワゴンの市場は大幅に縮小している。私としても非常に悲しいが、この流れに逆らうことは難しい」と『Automotive News Europe』に語っている

アウディBMWメルセデス・ベンツのようなドイツの自動車メーカーは順調にワゴンの生産を続けている。。というのも、自国がワゴンの世界最大の市場であり、他の国で発売するワゴンはほんのおまけのようなものだからだ。一方、ジャガーはこれまで、2000年代の「Xタイプ」(エステート)と、先代「XF」(スポーツブレーク) という2つのモデルにワゴンを設定していた。

今回のニュースは残念だ。というのも「XFR-Sスポーツブレーク」(写真)は「なぜみんなわざわざ背の高いクルマに乗ろうとするのか」と疑問に思ってしまうほど素晴らしい乗り味だったからだ。今後は、アウディ「A6 アヴァント」、BMW「3シリーズ ツーリング」、メルセデス「Eクラス ステーションワゴン」、フォルクスワーゲン「ゴルフ ヴァリアント」のようなドイツ製ワゴンを甘んじて受け入れるしかなさそうだ。そしてボルボまでワゴン市場から撤退しないことを祈るばかりである。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー