ジャガー、「F-PACE」と「XE」に500馬力超のエンジンを搭載する「SVR」モデルを開発中
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ジャガー・ランドローバー(JLR)のスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)部門は、設立以来「SVR」の名前を持つ高性能モデルの新型車を次々と開発しているが、今後もその勢いは止まることがないようだ。米国の自動車情報誌『Car and Driver』によれば、SVOはジャガーの新しい2モデルを現在開発中であり、両車ともジャガーを長年支えてきた名高いスーパーチャージドV8エンジンが搭載されるという。

その1つは、クロスオーバー「F-PACE」の高性能版だ。F-PACEのエンジン・ラインアップの筆頭は現在のところ、最高出力380psのスーパーチャージドV6である。ここに、最高出力500ps以上を発生するさらに大型のエンジンが導入されれば、スポーツカー「Fタイプ」との関連と速さを示唆するその名前にさらに相応しいモデルとなるだろう。しかし、JLRの革新的な研究開発部門が準備しているモデルは、これだけではない。

SVOは、BMW「M3」やメルセデス・ベンツ「メルセデスAMG C 63」などに対抗すべく、「XE」をさらにパワフルに仕立てたモデルも開発しているようだ。環境に良くないイメージを懸念してか、JLRではまだ最終的な承認が得られていないとのことだが、このまま開発を推し進めてくれることを期待したい。

V8エンジンは、ジャガーの中でも特に長く使われてきたパワートレインであり、出力は最初期の2倍に近づいている。1997年に導入された4.0リッターV8は最高出力が375psだったものの、「Fタイプ SVR」に搭載された最新型(間もなくランドローバー「レンジローバー・スポーツ SVR」にも搭載予定)の5.0リッター・スーパーチャージドV8は575psを発揮する。それほどのパワーが与えられれば、「F-PACE SVR」はポルシェ「カイエン ターボS」やBMW「X5 M」、メルセデス・ベンツ「メルセデスAMG GLE 63」を圧倒することができるだろう。一方の「XE SVR」は、前述のM3、キャデラック「ATS-V」アルファロメオ「ジュリア QV(クアドリフォリオ・ヴェルデ)」といったあらゆるスポーツセダンと競合することになりそうだ。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー