80年代風カラーリングをまとったフェラーリ「488GTB」がパリでお披露目
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我々はレトロなレーシングカーのカラーリングに目がないが、それが公道用のスーパーカーに施された場合はなおさらのことである。例えば、マルティーニのレーシング・ストライプを入れたポルシェ「918スパイダー」、ガルフ・ブルーとオレンジで塗り分けられたフォード「GT」、そして今回パリで発表された最新のフェラーリ488 GTB」などだ。

この特別な1台は、イタリア・マラネッロにあるフェラーリ本社のテーラーメイド部門が「308 Gr4 Pioneer」へのオマージュとして製作したもの。レーシング・ドライバーのジャン=クロード・アンドリューは1981年と翌82年に、この308 Gr4 Pioneerのステアリングを握って廃止を目前に控えたツール・ド・フランス・オートモービルで2度の優勝を飾っている。そのカラーリングはフェラーリのレーシング史上、最も象徴的(もちろんフェラーリの伝統色であるロッソ・コルサを除いて)なものの1つであり、それをモダンな後継車で見事に再解釈してみせた。



ボディはフレンチ・レーシングブルーとホワイトを基調に、スポンサーであるパイオニアのロゴを配した独特なカラーで塗られ、これにマットゴールドのホイールと、マットブラックのブレーキキャリパーを組み合わせている。インテリアは「458スペチアーレ」のように軽量化されており、マットアルミニウム仕上げのフロアに赤いファブリック張りのシートを装着し、コクピットはカーボンファイバーやアルカンターラで覆われている。

ターボ・エンジンを搭載したレトロなカラーリングの488GTBは、パリの有力ディーラーであるシャルル・ポッツィの依頼により製作されたもので(同ディーラーは数十年前に308のキャンペーンも行っている)、ヨーロッパ最大級のクラシックカー・ラリー「ツール・オート・オプティック2000」がスタートする18日にパリのグラン・パレで公開された。35年の時を超えて2台の青いフェラーリがランデブーする様子を、下の公式ビデオで是非ご覧いただきたい。



By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー