iPhone用アプリ「BMW Mラップタイマー」が、GoProカメラと連携
今年の夏、BMWGoProカメラの連携機能がアップグレードされ、スマートフォン用アプリ「BMW Mラップタイマー」でカメラを制御することが可能となる。これによってBMWのドライバーは、サーキットなどを走行した後に、ラップ中の各種データと録画映像を同時に見られるようになるという。ただし今回のアップグレードには、シボレーの「コルベット」や「カマロ」に搭載されている高性能データロガー「パフォーマンス・データ・レコーダー」が備えるほどの機能は含まれていない。

BMWとウェアラブル・カメラで有名なGoProは、2014年に提携を結び、既にBMWやMINIのドライバーが車載インフォテインメント・システム「iDrive」でGoProカメラを制御できる機能が提供されているが、今回アップグレードするアプリは特にサーキット走行に役立つものだ。コースインする際にBMW Mラップタイマーを起動させると、同時にGoProが自動的に撮影を開始。映像は以前と同じくカメラのメモリーに保存されるものの、接続されたiPhoneにその低解像度版が記録され、アプリのデータと同期する。その結果、スマホの画面上部に表示される走行データと共に、画面下部で低解像度のカメラ映像を見られるようになるというわけだ(右の画像)。

BMW Mラップタイマーは、スロットル入力、車速、ブレーキング、操舵角、エンジン回転数、燃料レベル、Gフォースといった情報を測定して表示、さらに最高速度やラップ数、最速ラップタイム、外気温も記録できるアプリである。

作動要件は「HERO3」またはそれより新しいGoProカメラと、4S以降のiPhone、そしてスマホ内のアプリを操作可能にする「BMW Apps」を搭載した車両を用意し、iPhoneをインフォテインメント・システムに接続する必要がある。

このシステムが、ゼネラルモーターズ(GM)のパフォーマンス・データ・レコーダーに匹敵するぐらい巧みに統合されたものとなることを期待したい。とはいえ、ラップタイムをコンマ数秒でも縮められた時に、その記録映像を仲間と共有できるようになるのは、嬉しいアップデートと言えるだろう。


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー